今年のゴールデンウイークの旅行動向 不安要素が多い中で国内・海外とも好調
円安に加え、長期化するロシア・ウクライナ戦争、停戦合意の報道がありながらも先行きの見えないイラン情勢――。不透明感が拭えない日々が続いている。海外旅行はもちろん国内旅行に関しても、消費者の購買意欲の低下懸念から厳しい状況が想定されるが、阪急交通社(大阪市)がまとめたゴールデンウイーク(4月24日~5月6日出発)の海外旅行・国内旅行の予約状況によると、大型連休の旅行は活発に行われるようだ。
阪急交通社が募集する企画旅行を対象に、3月30日に調査を実施した。海外旅行は前年比1.1倍、国内旅行は前年比1.3倍と好調に推移。その理由として、今年のゴールデンウイークは最大12連休が可能な日並びであることが大きいと考えられている。
海外旅行の出発日のピークは、4月29日(水)・5月2日(土)・5月3日(日)の順で、行き先ランキングは、1位がヨーロッパ、2位が台湾、3位が韓国。円安や燃油高の影響により、「近距離・値ごろ感」のあるアジア圏の需要が高まっているという。前年比の伸び率では、1位がシンガポール、2位が中南米、3位がインドの順だった。
国内旅行の出発日のピークは4月26日(日)・5月3日(日)・4月25日(土)の順で、行き先ランキングは、1位が近畿、2位が北陸・甲信越、3位が関東。前年比の伸び率では、1位が沖縄、2位が九州、3位が北陸・甲信越だった。
さまざまな不安材料はあるものの、最大12連休も可能な今年のゴールデンウイークを前に、国内外ともに旅行需要の底堅さがうかがえる。状況を見極めながら、自分なりの旅を楽しむ人が増えていきそうだ。















