AIニーズも急速に高まる 「来年挑戦したい習いごと」ランキング
年末、今年一年を振り返り、やろうと思っていたのにできなかったこと、踏み出せなかったことなどを反省しながら、来年は心機一転新しい学びをと心に決めている人も多いかもしれない。「2026年に挑戦したい大人の習い事」に関する調査を、習いごと情報サービスの「学びのマーケット ストアカ」(ストリートアカデミー・東京)が実施した。英語やAIなどビジネスでも生かせるものから、食や運動、手芸など幅広い習いごとがランクインしている。
調査は11月27日(木)〜12月6日(土)まで、全国の20~70代のストアカ利用者に実施し、564人が回答した。女性は1位から英語、AI、占い、発酵・こうじ、ヨガ・ピラティス、家庭(時短)料理、ダンス、メイク・スキンケア・ネイル、編み物・刺しゅう・和洋裁、漢方・薬膳の順。男性は1位がAI、2位が英語と女性と逆で、3位から起業・独立、動画撮影・編集、電子工作・DIY、コミュニケーションスキル、家庭(時短)料理、パーソナルトレーニング・筋トレ、ボイトレ、ストレッチ・フィットネスの順。
英語に関しては、インバウンド観光客の増加や海外旅行への関心の高まりを背景に、日常や仕事の中で英語を使う機会が増えていること、キャリアアップや業務の幅を広げるための必須スキルとして学び直したいというニーズがあるという。
AIも、業務効率化やキャリアアップを目的に学びたいというニーズが急速に高まっている。副業や新しい収入源としての関心も高まっているようだ。女性のランキングに登場している占いは、回答者の8割が「副業や独立」が目的。発酵・こうじはやはり健康志向の高まりや、家族の食生活を整えたい、日常の料理に取り入れたいという声が多かった。
男性の起業・独立は、終身雇用や単一収入への不安を背景に、会社員のうちから複数の収入源を準備したいという意識が高まっていることがうかがえる。
女性の6位、男性の7位にランクインした家庭(時短)料理は、物価高や食材価格の上昇が続く中、外食を控え自炊を工夫したいという意識の高まり、節約志向に加え、「忙しい中でも無理なく続けられる」「家族に喜ばれる」といった理由から、実用的なスキルとして選ばれているという。
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