世界のエアラインの歩みを凝縮 栄光と挫折を資料写真で振り返る『エアライン激動の半世紀』が発売
いまや直行便で行けるところも、半世紀前は、多くは乗り継ぎが必要だった。国内線でも普通に機内食があったりと、空の旅は今とはかなり違った趣を持っていた。激動の時代だったエアラインの半世紀をコンパクトに凝縮した『エアライン激動の半世紀』(谷川一巳著、イカロス出版、税込み2200円)が発売された。
1970年代、ジャンボジェットことボーイング747型機の就航は、航空戦国時代の幕開けだった。マイレージプログラムの普及や運賃の多様化・低廉化によって空の旅が一般化したと同時に、過当競争を招いて巨大な航空会社が次々と姿を消した。
大空を駆け抜けた伝説のエアライン、歴史に名を刻んだ名機、ジャンボとコンコルドの衝撃、規制緩和の嵐、LCCの登場、そしてコロナ禍を経て訪れる新時代。旅行ライターである著者が撮り続け見届けた「空旅」の50年を、豊富な写真とともに収録した航空ファンはもちろん、旅好きの心にも響くだろう。
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