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ものづくりの成功体験を新入社員に 丹青社が「人づくりプロジェクト」の成果を披露する展示会を開催

「いろに、気づきを。」がコンセプトのサイドドテーブルを制作したチームの髙野さくらさん

「いろに、気づきを。」がコンセプトのサイドドテーブルを制作したチームの髙野さくらさん

 

 商業施設や文化施設をはじめ、公共施設、イベントなど、人と人が交流するさまざまな空間づくりを行う丹青社(東京)が8月、新入社員研修の成果を披露する「人づくりプロジェクト展2025」を本社クリエイティブミーツで開催した。

 「人づくりプロジェクト展」は、新入社員が与えられたテーマをもとに、第一線で活躍するデザイナーや職人と一緒にプロダクトを制作し、披露する取り組みで、今回で15回目を迎える。

 今回の制作テーマは「いろ」。「丹(赤)と青」を社名に持ち、「空間から未来を描き、人と社会に丹青(いろどり)を。」をパーパスに掲げる同社の新入社員に対し、「いろ」について深く考えさせることを目的とし、10チームがプロダクトを制作し展示した。

 チームは、営業や制作、デザイナー、プランナーなどさまざまな職種の新卒社員39人が、3~4人に分かれて構成。チームのメンバーは、4月中旬から7月初旬の間に、本プロジェクトに参画するデザイナーとともに、取引先とも連携の上、品質やコスト、納期を順守しながらプロダクトの完成を目指す。各チームは「いろ」をテーマに、プロダクトの制作に向けて、コンセプト作りの議論から始まる。抽象的な「いろ」に対するイメージや、トピックを持ち寄り、メンバー同士の意見交換を行い、共通点を見いだしてコンセプトを決めていく。プロダクトを通して何を誰に伝えたいのか、伝わりやすくするためには、といった議論を重ね、デザインや図面制作を行っていく。コンセプトを考え、デザインによって具体的な形を表現していく過程で、数週間にわたって議論を深めたチームも数多くあったという。

色と表面処理で印象の違いを表現したマトリョーシカ

 

 営業部署に配属が決まった髙野さくらさんは、「プロジェクト展の開催を迎えることができ、ホッとしている。プロダクトの制作を通じて、協力会社さんやデザイナーさんとのコミュニケーションや、社内での合意形成など実務に近い経験ができたことは、とても有意義だった。また、品質や予算、スケジュールの順守をはじめ、仕事への向き合い方や自身の苦手とする部分について、改めて考えることができる貴重な機会だった」と振り返った。

 丹青社の新入社員向け研修「人づくりプロジェクト」は、ビジネスマナーや社会人としての心構え、会社のルールなど、基礎知識を学ぶ研修から始まり、ものづくりを実践するプロダクト制作で構成されている。プロダクト制作では、社長をはじめ全社員に向けて成果を発表するプレゼンテーションも行われる。切磋琢磨(せっさたくま)する新入社員の姿を見て、初心に立ち返る中堅・ベテラン社員も多いという。

 人事部・人材開発課の河元希さんは、「本プログラムは、丹精を込めたものづくりにこだわる弊社ならではの人材育成プログラム。ものづくりの成功体験を通じて、切磋琢磨しながらも仕事を楽しみ、会社が大切にしている思いの理解につながることを期待している」と語る。

 「人づくりプロジェクト展2025」は9月2日から5日まで、同社関西支店クリエイティブミーツでも開催される。来社は同社社員と事前の約束が必要。

  • 「いろに、気づきを。」がコンセプトのサイドドテーブルを制作したチームの髙野さくらさん

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