病院内の薬剤をロボットが自動搬送
~7月16日~18日 国際モダンホスピタルショウでお披露目~
2025年6月25日
サカセ化学工業株式会社
病院内の薬剤をロボットが自動搬送
~国際モダンホスピタルショウでお披露目~
7月16日~18日開催 サカセ化学工業
医療機関向けのキャビネット、カートを製造、販売するサカセ化学工業株式会社(本社:福井県福井市、社長:酒井哲夫、以下サカセ)は、サカセカートの運搬に最適な大成建設株式会社(本社:東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル、社長:相川善郎、以下大成建設)の自律搬送ロボット「PoBOT(ポボ)」※1を医療機関向けに発売予定です。安全と安⼼を最優先に、院内の運搬業務を効率的に進化させるPoBOTは、2025年7月16日~18日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ」サカセブースにてお披露目し、販売開始を2026年に予定しています。
画像1:カート搬送ロボット「PoBOT(ポボ)」
画像2:注射薬カート把持時の状態
近年、人手不足が深刻な社会課題となっており、医療機関においても人手不足や人件費の高騰、職員の方々の多大な負担の軽減が大きな課題となっています。医療機関でもロボット化が急速に進んでいるものの、医療機関という特性上、最優先である安全を満たす為、人手で対応せざるを得ない業務が多く存在します。2025年7月16日~18日にお披露目するPoBOTは、現在、病院内で人手により運搬されているサカセカートの自動運搬に対応します。第一弾として、薬剤部から各病棟への薬剤運搬で使用されるサカセの注射薬カートの自動運搬。薬剤部から各病棟への内服薬等のコンテナ搬送カートの自動運搬。手術材料等のコンテナ搬送カートの自動運搬への対応を予定しています。
PoBOTは大成建設のロボット統合管制プラットフォーム「RoboHUB」※2(図1 参照)と連携が可能です。RoboHUBを導入した施設では、PoBOTのエレベータによる上下階への移動や自動ドアの通過が可能となります。また音声付きパトランプやナースコール・内線電話と連携し出発・到着あるいは異常をお知らせ可能なため、運用の自由度が大幅に拡大します。
図1:「RoboHUB」の主な5つの機能
PoBOTは、現在ご使用中のサカセ注射薬カートにも、そのまま対応可能です(対応可能なカートの仕様・サイズに制限があります)。カートの高さやキャスターサイズが異なる複数仕様のサカセ注射薬カートとの連動が可能な設計です。ロボット専用カート(ロボット一体型含む)ではなく、自律走行ロボットがサカセカートを運搬します。置き配・置き集荷にも対応し、必要最低限のロボット台数での運用を実現します。ロボット1台あたり一般的な月給以下の定額料金という、お得な料金体系にてご利用いただける見込みです(別途、初期導入費用を要します)。
サカセのこだわり
サカセは、医療機関向けのキャビネット、カートを主力商品とし、全国の多くの病院で採用されています。これまでヘルスケア市場で培った技術とノウハウ、医療関係者、患者様目線のモノづくりにより高耐久性、高品質を実現。機能性や操作性にも優れ、安全に安心してご使用頂ける商品を展開しています。
※1 医療施設内における自律搬送ロボット「PoBOT(ポボ)」:
注射薬カート等を自動で脱着して自律走行し、集荷や置き配など施設内で無人搬送できるロボット
医療施設内における注射薬カートの自律搬送ロボット「PoBOT」を開発 (プレスリリース 2025年4月18日)
※2 ロボット統合管制プラットフォーム「RoboHUB」:
異なるメーカーのロボットの稼働状況を一括管理し、建物設備などとの連携を可能するクラウドシステム
ロボット統合管制プラットフォーム「RoboHUB」を開発(プレスリリース 2022年6月6日)
■会社概要
商 号:サカセ化学工業株式会社
代 表 者:代表取締役社長 酒井 哲夫
所 在 地:〒910-0147 福井県福井市下森田町3-5
設 立:1962年1月
資 本 金:9,600万円
事業内容:医療用キャビネット・カート、医療用具、防災用品
各種プラスチック、ゴム、木、ステンレス、アルミ製品の企画・開発・設計・製造・販売
U R L: https://www.sakase.com/




