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順天堂大学(6年ぶり16回目)

 名門が6大会ぶりに天皇杯復帰。元日本代表で就任7年目の堀池巧監督は「近年、大学チームがJクラブと戦って上位にいくのをうらやましく見ていた。千葉県代表のプライドを持って臨みたい」と意気込む。

 ボールを長く支配して、じっくりと攻め込むスタイルが特徴。鋭いドリブルと高い得点能力を持つMF小林里駆やU―20(20歳以下)日本代表候補のFW大森真吾とDF山﨑大地らが要となる。千葉県予選は準決勝をPK戦、決勝を1-0で勝ち上がり粘り強さを証明。決定力を改善できれば躍進の可能性がある。

 全日本大学選手権などの代替として行われた1月の「#atarimaeni CUP」で全国4強入りしたメンバーが多く残る。今大会は2回戦まで進めば長谷川健太監督率いるJ1のFC東京と当たり、両監督にとっては静岡・清水東高時代の同級生対決となる。下部組織出身の小林も思い入れが強く「まずは1回戦を突破して、FC東京は絶対倒す」と気合を入れる。

 

(千葉日報)

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