コーユーレンティア株式会社は9月29日から新しいオフィス家具レンタルサービス「オフィスイッチ」の提供を開始している。その発表会が10月24日に開催された。

冒頭では同社の取締役専務執行役員の寺澤重治氏が事業説明を行った。働きやすく働き甲斐のあるオフィスづくりをレンタルで手軽に導入できるというメリットを持ちながら、環境負荷の低減にも寄与するサービスだと「オフィスイッチ」を紹介した。

賛同企業も登壇し、オフィスイッチの導入事例や展望を語った。鹿島建設株式会社の横浜支店管理部総務グループ次長の吉田英則氏は「持続可能な消費と生産を促進するプランだ」と評価。

明和地所株式会社取締役執行役員の太田明氏は「気軽にレンタルできるところがよいところだと実感している。コミュニケーションをスムーズにする工夫であるとともに、自社を好きになってもらうような計画ができる。オフィス改革のひとつとして積極的に取り入れていきたい」と語った。

さいたま市経済局デジタル地域通貨担当の有山信之氏は、「実際に目に見える環境を変えることで職員の働き方が変わることを期待して導入している」と述べた。

コーユーレンティア株式会社の執行役員イベント営業部長兼法人営業部長の川村淳一氏によると、コロナの収束とともにオフィス回帰の動きがみられ、これからはコミュニケーションを図る場所としてのオフィスづくりが必要になってきたという。その際に「オフィスイッチ」で試しにブースや家具をレンタルすることのできる新しい仕組みを提案しているという。