mMEDICI、NTTプレシジョンメディシン、PRiME-Rがパートナーシップ協定を締結
~医療リアルワールドデータ活用による臨床研究・PMS支援を一体化し、RWE創出と国際共同研究を加速~
2026年6月25日
NTTプレシジョンメディシン株式会社
mMEDICI株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:廣瀬 直紀、以下「mMEDICI」)、NTTプレシジョンメディシン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川 幸士、以下「NTTプレシジョンメディシン」)、新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:是川 幸士、以下「PRiME-R」)は、医療リアルワールドデータ(以下「RWD」*1)を活用した臨床研究・製造販売後調査(PMS)支援の強化に向け、三者によるパートナーシップ協定を締結しました。
本協定により、三者は、NTTプレシジョンメディシンが提供する医療データ利活用基盤「Japan Precision Medicine Platform®(以下「JPP」)」、mMEDICIが有する研究・事業の構想設計および意思決定支援の知見、PRiME-Rが提供するレジストリデータ活用支援・臨床研究/PMS支援のソリューションを連携させ、研究の計画から実施、解析、報告までを一貫して支援する体制を構築します。
本協定締結後1年以内に3件の重点ユースケースに取り組み、その成果・知見を活用することで、3年以内に、リアルワールドエビデンス(以下「RWE」*2)の創出加速と、国内外における研究活用を10件程度まで拡大してまいります。
*1 Real World Dataの略
*2 Real World Evidenceの略
本協定締結の背景
近年、医薬品開発や医療の質向上において、実臨床で得られるRWDを活用したRWE創出への期待が高まっています。一方で、研究の立案から実施、解析、報告に至るまでには、研究体制の整備、データ品質の確保、施設横断での解析・再現性の担保、ガバナンスやセキュリティへの対応など、複数の要件を同時に満たす必要があります。
NTTプレシジョンメディシンは、JPPを通じて、全国の医療機関・研究機関などに分散する臨床データ、検査データ、遺伝子データなどを安全かつ円滑に利活用できる基盤整備を進めています。
mMEDICIは、RWD活用に関する研究・事業の構想段階から、意思決定支援や関係者調整を通じて、成果につながる活用の実現を支援しています。
PRiME-Rは、医療機関と協働でレジストリを構築し、レジストリデータ活用支援や臨床研究・PMS支援を通じて、現場のRWDを研究成果へつなげる取り組みを進めてきました。
今回の協定は、三者の強みを生かし、研究現場で必要となる実務・品質・ガバナンスに対応しながら、RWD活用を着実に進めていくためのものです。
各社の強み・役割
mMEDICI株式会社(mMEDICI)
・RWD利活用における研究・事業の構想および戦略立案
・意思決定支援および関係者調整を通じたプロジェクトの推進をリード
・データ解析・活用方針に関する助言ならびに成果創出・発信支援
NTTプレシジョンメディシン株式会社
・JPPのサービス提供主体として、医療データ利活用のための基盤整備を推進
・セキュアなデータ利活用を実現する技術・運用・ガバナンスの提供
新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(PRiME-R)
・医療機関と協働で構築するオンコロジー領域のレジストリ構築・運用
・レジストリデータ活用支援、臨床研究・PMS支援等のRWD利活用ソリューションの提供
・RWDを用いた研究・エビデンス創出に向けた事業・運用知見の提供
本協定により期待される効果
本協定により、三者は、複数施設・複数データソースにまたがるRWD活用を、研究構想段階から実施、解析、報告まで一体的に支援する体制を強化します。これにより、従来は個別に検討・調整が必要であった研究設計、データ活用方針、品質管理、ガバナンス対応を早期から整理し、研究立ち上げまでのリードタイム短縮と、RWE創出に向けた実行可能性の向上をめざします。
具体的には、三者の共同目標として、協定締結後1年以内に3件の重点ユースケースを具体化し、臨床研究・PMS・国際共同研究への展開を視野に入れたRWD活用モデルの構築を進めます。さらに、3年以内に10件規模の研究・事業化テーマへの展開をめざし、オンコロジー領域を中心に、製薬企業・研究者のニーズに応じた柔軟なRWD活用の枠組みを段階的に拡大してまいります。
また、JPPによるセキュアなデータ利活用基盤、mMEDICIによる構想設計・意思決定支援、PRiME-Rによるレジストリデータ活用支援・臨床研究/PMS支援を組み合わせることで、データマネジメント、解析、報告プロセスの最適化・標準化を進めます。これにより、研究品質や再現性の確保を支援するとともに、複数の研究テーマへ横展開可能な標準プロセスを整備し、RWDを「使えるデータ」から「成果につながるエビデンス」へと転換する取り組みを加速してまいります。
今後の展開
三者は、本協定に基づき、製薬企業・研究者との対話を通じて、優先度の高いユースケースから順次研究支援を進めてまいります。
また、研究倫理、セキュリティ、データガバナンスを重視しながら、国内外の研究者・製薬企業などが安心してRWDを利活用できる環境整備に取り組み、データドリブンな医療研究・医薬品開発の推進に貢献してまいります。
各社コメント
mMEDICI株式会社 代表取締役 廣瀬 直紀
RWDの利活用は、データや基盤が揃うだけでは成果に結びつかず、研究・事業をどう構想し、誰がどう意思決定していくかという設計が不可欠です。今回の協定により、JPPという強固なデータ基盤と、PRiME-R社の豊富なレジストリ・臨床研究支援の知見に、私たちの構想設計・意思決定支援の専門性を掛け合わせることが可能になりました。製薬企業や研究者の皆さまが、構想段階から成果創出までを一気通貫で進められる枠組みを、三者一体で実現してまいります。
NTTプレシジョンメディシン株式会社 取締役 データコンサルテーション事業部長 田畑 雅章
医療データの利活用を真に推進するには、セキュリティとガバナンスを担保したうえで、分散するデータを横断的に活用できる基盤が欠かせません。私たちはJPPを通じて、全国の医療機関・研究機関に分散する臨床・遺伝子データ等を安全かつ円滑に活用できる環境の整備を進めてまいりました。今回、mMEDICI社の構想設計力とPRiME-R社の研究支援力が加わることで、基盤の価値を研究現場の実装へと確実につなげ、データドリブンな医療研究・医薬品開発の加速に貢献してまいります。
新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社 取締役 リアルワールドデータ事業部長 西浦 亮二
私たちは医療機関と協働でレジストリを構築し、その活用支援や臨床研究/PMS支援を通じて、現場のRWDを研究の成果へと結びつける取り組みを重ねてまいりました。今回の協定により、JPPの基盤とmMEDICI社の構想・意思決定支援が加わることで、複数施設・複数データソースにまたがる解析を、品質と再現性を担保しながらより実行可能な形で支援できるようになります。三者の強みを掛け合わせ、国内外の研究者・製薬企業が安心してRWDを活用できる環境づくりを進めてまいります。
【参考リンク】
・臨床研究・リアルワールドデータ活用に関する企画・検討支援/mMEDICIhttps://mmedici.co.jp/mnightingale
・Japan Precision Medicine Platform®(JPP)/NTTプレシジョンメディシン
https://www.ntt-precisionmedicine.co.jp/service/jpp/
・レジストリデータ活用支援/PRiME-R
https://prime-r.inc/rdu-support/
・臨床研究/PMS支援サービス/PRiME-R













