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日常にあるダンボールが、想像を超えるアートに。「サンリツ ダンボールアートコンテスト」

全国から寄せられた125作品の中から受賞作品が決定!

2025年12月12日
サンリツ

株式会社サンリツ(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴本守人)は、使用済みダンボールを素材にした立体アート・クラフト作品を募集した「第1回 サンリツ ダンボールアートコンテスト」において、全国から寄せられた125作品の中から グランプリ1作品、優秀賞2作品を選出しました。本コンテストの審査は、サンリツ社員の社内審査に加え、世界中の廃ダンボールを使った創作活動を行うアーティスト・島津冬樹氏をゲスト審査員として迎え、素材の特性・造形の工夫・テーマ性などを総合的に評価しました。

受賞作品発表ページ:https://www.srt-art.com/award

 

<受賞作品>

 

グランプリ

『こわれものです』    作:友森大地さん(大阪府・14歳)

ゲスト審査員からのコメント

海の環境破壊が進む中、「親ヤドカリが子どもを大切に守る姿」をテーマにした作品。貝の部分に実際に使われていた段ボールを活かしている点が、胴体とのコントラストになっていて魅力的でした。造形力やユニークさも十分で、総合的にとても優れた作品だと感じました。

 

こわれものです

 

優秀賞

『ダンボール製白菜カバン』   作:白菜キムチさん(山口県・50歳)

ゲスト審査員からのコメント

一見、段ボールに色をつけて表現しているように見えますが、実は段ボールが本来持つ色味を組み合わせて表現している点に工夫があり、とても面白かったです。造形も丁寧で完成度が高く、もし口がもう少し開いて実用性が加われば、さらに良くなると思いました。

 

ダンボール製白菜カバン-1

 

ダンボール製白菜カバン-2

 

優秀賞

『断面美 エコフレーム』   作:平間悠三さん(宮城県・31歳)

ゲスト審査員からのコメント

段ボールの断面をユニークに活かしてフレームにしている点が魅力的でした。テープも程よいアクセントになっており、端に見えるバーコードも味があって、とても良い雰囲気をつくり出していました。

 

断面美 エコフレーム-1

 

断面美 エコフレーム-2

 

■身近なダンボールという素材を使った多様な発想と工夫が集まる。

 

初開催にもかかわらず、125作品もの作品が寄せられ、幅広い世代がダンボールという身近な素材を、それぞれの視点で表現していました。とくに小中学生からの応募は85作品にのぼり、夏休みの工作として取り組んだ子どもたちによる自由でエネルギーあふれる造形が多く見られました。一方で、最高齢84歳の参加もあり、70代以上のシニアの応募者による緻密な造形作品も寄せられるなど、まさに “世代を超えたコンテスト” となりました。

 

モチーフも多様で、レンジ・ランドセル・昆虫など、身の回りのものをダンボールで再構築した作品が数多く登場しました。また、弦を張ったウクレレやライトを組み込んだニコライ堂、複数パーツが可動するロボット作品など、動いたり光ったりするギミックを取り入れた作品もあり、技術的な挑戦が伺えました。

 

今回グランプリを受賞した「こわれものです」は、素材そのものの質感を巧みに活かしながら、造形の精度やテーマ性が高く評価された作品です。このほかにも、アイデアのユニークさや立体造形の巧みさが光る作品が多く、初開催ながら幅広い表現が集まったコンテストとなりました。また、季節感を取り入れた作品として、おせち料理をテーマにしたユニークな作品も寄せられました。

 

これらの作品の一部は、12月12日(金)~12月21日(日)の期間、イオンモール成田にて展示いたします。展示最終日の12月21日(日)午後12時より、展示会場にて数量限定のノベルティ配布イベントを開催いたします。本イベントはこの日限りの特別企画となっておりますので、ぜひお立ち寄りください。

 

■イオンモール成田での作品展示

 

展示期間: 2025年12月12日(金)18時以降~12月21日(日)

会場:   イオンモール成田 専門店街2階ASBee前

      (千葉県成田市ウイング土屋24)

展示内容: 二次選考に進出した7作品を展示

      (グランプリ・優秀賞作品を含む)

 

                                                                     

『紛れるコミミズク』(作:ハっセさん・21歳)

           


『ニコライ堂』(作:seijiさん・80歳)

                                                                     


『咆哮の古龍』(作:田中陽都さん・13歳)

 


『ダンボールおせち』(作:八王子クラストーンさん・71歳)

 

■総評(ゲスト審査員:島津冬樹 氏)

 

段ボールという身近な素材を、応募者皆さんがさまざまな手法で表現していた点がとても興味深く、感心しました。素材への向き合い方や解釈は本当に人それぞれで、「段ボールで何を表現するか」「どう表現するか」といった工夫が随所に見られ、とても面白かったです。

 

<プロフィール>

1987 年生まれ。多摩美術大学卒業後、広告代理店を経てアーティストへ。2009 年の大学生在学中、家にあった段ボールで間に合わせの財布を作ったのがきっかけで段ボール財布を作り始める。2018 年自身を追ったドキュメンタリー映画『旅するダンボール』(監督:岡島龍介 / 配給:ピクチャーズデプト)が公開。SXSW(米)でのワールドプレミアを皮切りに日本でも全国ロードショー。HOT SPRINGS DOCUMENTARY FILMFESTIVAL(米)や NIPPON CONNECTION FILM FESTIVAL(独)といった各国のフィルムフェスティバルで高い評価を得る。

著書として「段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル」(柏書房)、「段ボール財布の作り方」(ブティック社)

2020 年 red dot design museum 作品所蔵

2023 年度より横浜美術大学非常勤講師

 

<株式会社サンリツについて>

 

上場市場: 東京証券取引所 スタンダード市場(証券コード:9366)

代表者   : 代表取締役社長 柴本 守人

所在地   : 東京都港区港南二丁目12番32号

設立      : 1948年3月27日

資本金   : 2,523,866,287円

従業員数: 連結449名(個別397名)(2025年3月31日現在)

事業内容: 梱包及び包装

      トラック輸送

      倉庫保管及び荷役作業

      保税及び通関業務

      航空輸送及び海上輸送手配 他

HP       : https://www.srt.co.jp/

 

●サンリツが心掛けていること

 

内容品を守ることは当然ですが、特にその梱包材を取り扱うシチュエーションを意識しております。梱包出荷の作業性だけではなく、サプライチェーン全体の運用を配慮した環境素材の選定、廃棄物減少・工数削減を鑑みた設計を心掛けています。 

詳しくは右記URLをご参照ください    https://www.srt-sales.jp/

  • ニコライ堂-1
  • こわれものです
  • ダンボール製白菜カバン-1
  • ダンボール製白菜カバン-2
  • 断面美 エコフレーム-1
  • 断面美 エコフレーム-2
  • 紛れるコミミズク-1
  • 咆哮の古龍-1
  • ダンボールおせち-1

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