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消費者研究を行うDENTSU DESIRE DESIGN執筆の書籍「未来の消費者は何を欲望するのか」が7月26日に発売

過去5年のヒットコンテンツ分析から「未来の欲望」を予測する新メソッド「FUKAYOMI」を紹介

2025年7月24日
株式会社 電 通
 

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑)において消費者研究を行うプロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN※」(以下、電通デザイアデザイン)は、ヒットコンテンツが消費者の価値観に与える影響から、消費者の「未来の欲望」を予測して取りまとめた書籍「未来の消費者は何を欲望するのか―ヒット作品を読み解いて分かった6つの価値観変化―」を、7月26日に株式会社日経BPから発売します。

 

 

著者:電通デザイアデザイン FUKAYOMIチーム 日経BP、A5判、480ページ、2640円(税込) ISBN:978-4-296-20834-0

 電通デザイアデザインの「FUKAYOMIチーム」に所属する10人以上の現役マーケターとクリエイターが、毎年30作品以上のヒットコンテンツを独自の分析手法で「深読み」して、クライアントに対して消費者インサイトやマーケティング活動のヒントを提供しています。本書では、映画、ドラマ、アニメなどのヒットコンテンツをソーシャルリスニングなどの手法を用いて分析し、コンテンツが消費者の価値観に与える影響から「未来の欲望」を予測する新メソッド「FUKAYOMI」について紹介しています。

 また、2020~2025年のヒットコンテンツの「FUKAYOMI」分析の結果として、今後消費者に生じる「6つの価値観変化」と、そこから生じる消費者の「未来の欲望」の予測、さらに2030年の消費者像を描いた小説「未来“欲望”予想図」を書き下ろしています。

 

 コロナ禍をはじめ、AIの進化、地球温暖化、物価高など、昨今の大きな社会環境変化により、これまでの常識が書き換えられる「価値観のアップグレード期」を生きる消費者を理解し、中長期的に支持されるコミュニケーションや商品・サービスを能動的に構想するためには、現在の消費者の行動や意識を調査・分析するだけではなく、見えないところで進行する時代の「価値観変化」の道筋を先んじて捉え、そこから生じる「未来の欲望」を予測することが重要です。

 

 マーケティングの最前線で蓄積した「FUKAYOMI」の知見をまとめた本書は、アフターコロナの暮らしが定着していく中で、これからの社会を生きる消費者の行動原理や消費動機の変化を俯瞰(ふかん)的に捉え、多くの示唆を提供します。今までにない消費者理解のための書籍として、企業のマーケティング担当者に、これからの時代の消費者コミュニケーションや、商品・サービス開発のヒントとしてご活用いただける内容です。

 

【目次】

第1章    ヒットコンテンツで未来の欲望を読み解く 

第2章    価値観変化①“みんな”と同じ感情を共有する ― 細分化する個人の好みの裏で強まる他者とつながりたい気持ち ―

第3章    価値観変化②“自分軸”を信じて我が道を行く ― コロナ禍の分断によって強化された自分本位欲望 ―

第4章    価値観変化③“自分の好き”と“誰かのため”をつなげる ― やりたいことの追求が社会的意義も持ってほしい社会接続欲望 ―

第5章    価値観変化④“神の視点”から見下ろす ― 正解が複雑化した世の中で、俯瞰して真実に近づく ―

第6章    価値観変化⑤“社会のひずみ”に気付かされる ― 日常の裏に潜む誰かの負を改善して、みんな幸せに ―

第7章    価値観変化⑥“熱中・夢中・没頭” ― 経済合理性を超えて、生きている手応えを取り戻す ―

第8章    データからひもとく「6つの価値観変化」

第9章    未来の消費者は何を欲望するのか

小説  未来“欲望”予想図

 

※    人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を「欲望」と定義し、消費者が消費に至るまでの動機や行動を研究した結果得た知見を、パートナー企業にソリューションとして提供するプロジェクト。2021年に発足。

 

本書籍についてブログで紹介しており、こちらでご覧いただけます。

https://www.d-sol.jp/blog/ddd-fukayomi

 

                                             以上

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