dentsu Japan、OpenAI社の最新AI技術を活用したマーケティング領域におけるAIエージェントの研究開発を開始
先進的なAIエージェント開発と国内外での導入を目指す
2025年6月2日
電通グループの国内事業を統括・支援するdentsu Japan(ブランド:「dentsu Japan」、本拠地:東京都港区、代表者:CEO 佐野 傑、以下「dentsu Japan」)は、2024年4月に日本法人を設立し、日本市場における生成AIの普及・展開を牽引するOpenAI, Inc.(OpenAI, L.L.C.、本拠地:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ、代表者:CEO Sam Altman、以下「OpenAI社」)の生成AI技術を活用したマーケティング領域における先進的なAIエージェントの研究開発を開始します。
生成AI技術の急速な進化にともない、人との対話や作業を自律的にこなすAIエージェントが世界的に注目されています。AIエージェントは、単純な質問への応答にとどまらず、業務の効率化、マーケティングの高度化、新たなビジネス価値の創出など、多岐にわたる領域での活用が期待されています。
dentsu Japanは、本取り組みを通じ、独自のAI等級制度における「主席AIマスター」※が率いる約150名のAIイノベーターを中心に、OpenAI社が提供するデータセキュリティーに配慮された安全性の高い「ChatGPT Enterprise」や最新の生成AI技術を活用し、先進的なAIエージェント開発ならびに国内外におけるマーケティング領域での導入を推進します。
なお、顧客のマーケティング課題の解決を支援する画期的なAIエージェントのプロトタイプの開発を2025年7月に完了する予定です。これにより、dentsu Japanが掲げる独自のAI戦略「AI For Growth」が目指す、全マーケティング工程におけるAI活用を通じたトランスフォーメーション(高度化・高速化・効率化・内製化)を加速し、「AIネイティブ化」の実現を推進していきます。
今後もdentsu Japanは、独自の視点と先進的なアプローチを強みに、「人間の知」と「AIの知」を掛け合わせることで、顧客の事業成長と社会の持続的な発展に貢献していきます。
※ 「主席AIマスター」とは、AIテクノロジーの扱いに傑出した者で、組織全体の生成AI戦略を設計し遂行する者。
以上
<dentsu Japanとは>
dentsu Japanは、グローバルに展開する「dentsu」の4事業地域のうち、世界最大のエージェンシーである株式会社電通を含む国内約140社による事業を統括・支援する機能を有すると同時に、日本の事業ブランドを示しています。同ブランドを支える約2万3000人の従業員が、AX(高度化された広告コミュニケーション)、BX(事業全体の変革)、CX(お客さま体験の変革)、DX(マーケティング基盤の変革)のソリューションを統合し、提供価値の最大化を図っています。dentsu Japanは「Integrated Growth Partner」として顧客の成長、ひいては社会の持続的発展に貢献していきます。

