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電気電子工学科の宮腰昂希さんが第一種電気主任技術者国家試験(電験一種)に学部3年次で合格

学部生での合格は極めて珍しい電気系最難関国家資格

電気電子工学科4年の宮腰昂希さんが学部3年次に難関国家資格、第一種電気主任技術者国家試験(電験一種)に合格しました(免状は2025年4月30日交付)。

電験一種は電気主任技術者のなかでも最高峰の資格とされます。
学生での合格は極めて珍しく、金沢工業大学における在学中の合格は、1984年度に1名、1997年度に1名、2010年度に1名で、宮腰さんは14年ぶり4人目、学部生としては2人目という快挙となります。

宮腰さんは現在、深見 正教授の研究室でカーボンニュートラル実現に貢献する回転機(モータ、発電機)の研究に取り組み、金沢工業大学大学院への進学を予定しています。


電気系最難関国家資格「第一種電気主任技術者国家試験(電験一種)」に 学部3年次で合格した宮腰昂希さん

【宮腰さんについて】
宮腰さんは、高校在学時に第二種電気工事士や第一級陸上無線技術士の資格を取得しており、大学1年次から金沢工業大学自己開発センターの電気工事士技能講座において有資格者として受講生の指導に当たっています。
大学2年次春には日商簿記2級、夏に第三種電気主任技術者、そして学部2年次の冬には第二種電気主任技術者と、難易度の高い資格を多数取得しています。

【第一種電気主任技術者について】
電気保安の観点から、事業用電気工作物(小規模事業用電気工作物を除く。)の設置者(所有者)には、電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、電気主任技術者を選任しなくてはならないことが、電気事業法で義務付けられています。
電気主任技術者の資格には、第一種、第二種及び第三種電気主任技術者の3 種類があり、電気工作物の電圧等によって次のように必要な資格が定められています。

第一種電気主任技術者
すべての事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

第二種電気主任技術者
電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

第三種電気主任技術者
電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

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