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PSP Investmentsの2023年持続可能投資報告書が持続可能性の最優先事項の進捗状況を概説

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159712-O1-33mq87u0

重要点:

移行資産への投資を75億ドルに増やす2026年の予定目標を前倒しで達成
報告された対象範囲内資産のスコープ1とスコープ2の温室効果ガス(GHG)データは2022年度の47%から2023年度に約54%に上昇
持続可能性関連リスク・機会に対する理解を同社の文化、運営、投資慣行にさらに組み込み、長期的な持続可能投資手法を強化
持続可能な投資方針、コーポレートガバナンス、議決権行使の原則を更新することで、持続可能性と気候への取り組みを強化
機関投資家、業界団体、非政府組織(NGO)との連携強化で、同社の関与と協力の重視を強調

【モントリオール2023年9月15日PR Newswire=共同通信JBN】Public Sector Pension Investment Board(PSP Investments)は14日、年次持続可能投資報告書を公表しました。同委員会が持続可能な投資をその文化、運営、投資活動にどのように組み込んで、能力を進化させ続け、新たなリスクと機会に対処するかを概説しています。付属の報告書には、気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures、TCFD)の勧告に基づくPSP Investments の気候関連財務情報開示が含まれています。

PSP InvestmentsのDeborah K. Orida社長兼最高経営責任者(CEO)は「投資家にとって課題と不確実性が特徴的な1年で、PSP Investmentsは引き続き回復力のある長期的な財務成果を達成し、新たなリスクと機会に対処する能力を向上させました」「私たちは、長期的に投資に影響を与える構造変化について、さらなる先見性を発展させることを目指しています。これには、気候、生物多様性、および当社の営業許可に対する社会問題の影響に関する進化した洞察が含まれます」と述べました。

この報告書は、2026年度の気候目標に向けた実績、重要な持続可能性要因の意思決定への統合、手法の進化など、組織の持続可能性の最優先事項に関するPSP Investmentsの進捗状況を概説しています。気候関連の財務情報開示は、指標と目標の進展状況を示しています。Partnership for Carbon Accounting Financials(PCAF、金融向け炭素会計パートナーシップ)の方法論を使った同社初のデータ品質評価を導入しています。そして、Green Asset Taxonomy(グリーン資産分類法)の手法と導入に関する進捗状況を示しています。

PSP InvestmentsのEduard van Gelderen上級副社長兼最高投資責任者(CIO)は「年金投資家として、私たちの核となる投資信念の1つは、重要な新しい要因を特定、監視、統合し、活用することが、長期的な投資成果と私たちの使命を果たす能力に寄与するということです」「当社の2023年持続可能性投資報告書は、この信念を具体的な行動と測定可能な成果に移す上での当社の前進を示しています」と述べました。

2023 年度の重要点は次の通りです:

▽気候変動への取り組み

グリーン資産分類法を最初に導入したときに予想したより多くの適格な移行資産がポートフォリオ内で特定され、移行資産への投資を75億ドルに増やす目標を予想より早く達成できました。
グリーン資産分類法の適用範囲を上場社債まで拡大し、公開市場と個人取引のグリーン資産に対してより厳格な基準を適用しました。
透明性を高め、市場の収束を促進するために、グリーン資産分類に関する白書を発行しました。
初のグリーンボンド(環境債)影響報告書を発表しました。これは、同社初の2022会計年度の10億ドルのグリーンボンド発行に関連しています。

▽データ機能の拡大を継続

初のトータルファンドの持続可能性関連データ収集プロセスを展開し、気候変動、多様性・公平性・包摂性(DE&I)、企業倫理、サイバーセキュリティーとデータの機密性、人的資本管理の分野での主要業績評価指標を網羅しました。
6カ国の現地事業ポートフォリオ企業パートナーと資産レベルの温室効果ガス(GHG)データ収集の取り組みを実施し、400件以上の個別不動産にわたる300万ヘクタールを超える農地と森林を対象としました。
同社の投資専門家が重要な持続可能性関連の考慮するべき事項を投資プロセスに組み込めるように、持続可能性適正手続きツールを作成しました。

▽持続可能な投資手法の推進

持続可能な投資方針コーポレートガバナンス、議決権行使の原則を更新し、持続可能性と気候に対する手法を投資とアクティブ・オーナーシップ活動にさらに組み込み、コーポレートガバナンス、気候変動のリスクと機会に関する情報公開に対する期待を拡大しました。
重要な持続可能性要素を投資プロセスに統合するためのハブアンドスポークモデルを導入し、同社投資チームに最終的にこの活動に対してより大きな責任を負えるようにするツール、リソース、訓練を提供します。
資産クラスをまたいだ気候投資作業グループを活用して、PSP Investments全体にわたる気候投資機会に関する協力を推進し、重要な気候投資テーマに関する知識を構築しました。

▽アクティブ・オーナーシップを通じて価値創出を継続

前会計年度に、PSP Investmentsは必要に応じて、証券を保有する860社の上場企業と取引してきました。これは、国際的な管理サービス事業者の支援を得て、あるいは必要に応じて、志を同じくする投資家やCanadian Coalition for Good Governanceなどの組織と協力して、同社と直接行われました。
2023会計年度にPSP Investmentsは5760回の会合で、合計5万8872件の経営陣と株主の決議に投票しました。

PSP InvestmentsのHerman Brilマネジングディレクター兼持続可能性・気候イノベーション責任者は「PSP Investmentsは、当社の資本、影響力、能力を活用して、長期的な価値を維持・強化しながら、持続可能な投資への総合的なアプローチを開発しました」「具体性に重点を置くことで、投資家として持続可能性関連要因が財務成果に及ぼす潜在的な影響をより深く理解し、長期的な価値創出に役立つ十分な情報に基づいた投資決定を下すことが可能になります」と述べました。

PSP Investmentsの2023年持続可能投資と気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の報告書の参照は、同社のウェブサイトにアクセスしてください。

▽PSP Investmentsについて

Public Sector Pension Investment Board(PSP Investments)は、2023年3月31日時点で2437億ドルの純資産を運用するカナダ最大級の年金投資家です。資本市場、未公開株式、不動産、インフラストラクチャー、天然資源、信用出資への投資で構成される多様な国際的ポートフォリオを管理しています。1999年に設立されたPSP Investmentsは、連邦公務員、カナダ軍、王立カナダ騎馬警察(連邦警察)、予備軍の年金制度のためにカナダ政府から移転された資金を管理、投資しています。オタワに本社、モントリオールに営業本部、ニューヨーク、ロンドン、香港に事務所を置いています。詳細はinvestpsp.comにアクセス、またはLinkedInでフォローしてください。

Photo – https://mma.prnasia.com/media2/2210508/PSP_Investments_PSP_Investments__2023_Sustainable_Investment_Rep.jpg?p=medium600

▽メディア問い合わせ先
Maria Constantinescu
PSP Investments
Phone: (514) 218-3795 | 1 844 525 3795
Email: media@investpsp.ca

 

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