JA全農スキムミルク普及へ 渋谷に「マッスルマート」を3月28日、29日に限定オープン
全国農業協同組合連合会(JA全農)は、脱脂粉乳(スキムミルク)の認知拡大と利用促進を目的とした期間限定の体験型コンビニ「マッスルマート」を、2026年3月28日、29日の2日間、東京・渋谷のSPACE D9 GALLERY STUDIOにオープンする。本イベントは株式会社カヤックが企画・制作を手掛け、消費が伸び悩んでいるスキムミルクの「高たんぱく・低脂質」という価値を伝え、日常に取り入れてもらうことを目指している。
慢性的な過剰在庫
日本の酪農業界は現在、飼料やエネルギーコストの高騰の影響で厳しい状況下にある。生乳からバターを製造する際に副産物として生成されるスキムミルクは、活用方法の認知不足から消費が伸び悩んでおり、2025年度末(2026年3月末)の在庫量は約8万2800トンに達する見込みだ。これは、一般的に適正とされる5万トン水準を大きく上回る深刻な状態であり、需要の創出が急務となっている。

店内で展示されているスキムミルク
体験できる6つのマッスルコンテンツ
「マッスルマート」では、スキムミルクの高たんぱく・低脂質という栄養学的価値を、日常になじみ深いコンビニの形で訴求している。店内には6つのコンテンツがあり、例えば「マッスルATM」では、利用者の身体データと運動習慣からご利用明細票を発行し、ユーザーが1日に必要なたんぱく質量を把握することができる。また、「マッスルセルフレジ」では、商品のバーコードを読み込むことで、その商品のたんぱく質が可視化され、日々不足しているたんぱく質量を視覚的に理解できる。

マッスルATMの画面
筋肉型パンの無料配布や限定アパレル販売も充実
当日は、スキムミルクを配合した筋肉型のパン3種やプロテイン飲料、イートデザイナーのシズリーナ荒井さんによるスキムミルクを活用したレシピが書かれた「マッスルマートマガジン」を無料配布する。また、スキムミルク配合の食品やスキムミルクを繊維に練り込んで制作したアパレルなど15種類以上の関連商品を販売する。500円以上の購入で「マッチョくじ」を引くことができ、くじで引いたポーズでマッチョ店員と一緒に写真を撮ることができる。
JA全農酪農部の服部岳部長は「スキムミルクを自分事に感じることができるコンテンツがたくさんあるので、ぜひ体験しに来てほしい」と話した。

筋肉型パンを配布するマッチョ店員
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