世界最大級116インチの大画面液晶テレビをハイセンスが発表 独自技術で高画質と高音質を実現

日常が劇場に変わる!
中国の総合家電メーカー、ハイセンス(川崎市)は世界最大級となる116インチの大画面液晶テレビ「116U9R」の予約販売を開始した。
ハイセンスグループの2024年のテレビ出荷台数は世界第2位、100インチ以上に限ると世界トップを誇る。日本国内ではテレビの販売台数シェアは単体で3位、グループではトップを維持。26年は単体での国内シェア2位を狙っている。
持てる技術をフル活用し、高画質と高音質の双方を実現。116インチのテレビは存在感が圧倒的だ。画面のサイズは横255.5センチ、縦144センチ。画面に映る人物は等身大のようで、まるで映画館の座席にいる気分にさせてくれる。大画面を4分割しても1つの画面が58インチと大きく、大人数でのゲームも楽しめる。
高画質の映像を実現させるために高性能パネル「ダイナミックXディスプレイ」を採用。どの角度から見ても色があせず、画面への映り込みも防いでくれるほか、新開発のMini-LED Xを搭載、発光効率が向上し、画面細部まで精密に輝く。
音響面では最大出力110Wの音響システムを搭載。テレビの下部や側面、上向きなどに計10のスピーカーを配備し、包み込まれるような臨場感あふれる迫力ある音響を実現した。
また、独自に開発したシステム「VIDAA OS」を開発。リモコンからYouTubeやHulu、Disney+などの人気コンテンツを手軽に利用できるのもうれしい。よく使うアプリにアクセスしやすいように、アイコンの並び替えも可能だ。
オープン価格で、市場想定価格は550万円(税込み)。
都内で開いた発表会で、ハイセンス側は「大画面化を進めていく。その主役が、この116だ」と力強く宣言。ゲストで登場したサッカーJリーグ、サンフレッチェ広島の大迫敬介選手は「画質がきれいで音も迫力がある」と話したほか、ジャーメイン良選手も「迫力に圧倒される」と感想を述べた。
ハイセンスは「2026年FIFAワールドカップ(W杯)」の公式スポンサーに3大会連続で選ばれており、ワールドカップへの抱負として、対戦してみたい相手について、大迫選手はアルゼンチン、ジャーメイン選手はブラジルを、それぞれ選んだ。
