漢検協会が創立50周年 で記念マーク策定 特設サイトも開設、歴史をたどる企画掲載

1975年に発足し、今年4月に創立50周年を迎えた日本漢字能力検定協会(京都市)はこのほど、50周年記念のマークを策定するととともに、特設サイトを開設した。
マークは、今後の50年に向けたさらなる挑戦と発展を目指し、未来へ可能性を広げていく姿を表現。段階的に色が変化するマークの色には、よりよい社会に向かって変革を恐れず、一人一人の学ぶ熱意を支援する思いを込めたという。
特設サイトは、協会の歴史をたどる内容。内容は随時更新し、特別企画を盛り込んでいく予定という。
同協会が1975年に始めた日本漢字能力検定(漢検)は672人の志願者でスタート。その後志願者は増え、1992年の文部省認定以後の志願者累計は3~103歳の5500万人以上に上るという。2024年にはタブレット端末で受検できる「漢検オンライン」を始めた。年末の風物詩として知られる「今年の漢字」も今年30周年を迎える。
