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GW中の関東人気温泉6地域の来訪者数が5.7%増加 鬼怒川、伊香保が伸張、飛び石で近場が人気

 デジタル地図事業を展開するジオテクノロジーズ(東京都文京区)と旅行大手JTB(東京都品川区)はこのほど、共同実施したゴールデンウイーク(4月27日〜5月6日)中の関東人気温泉地6地域の来訪者数調査の結果を発表した。来訪者は2024年比5.7%増加し、特に鬼怒川(栃木県)は26.2%、伊香保(群馬県)は17.6%と顕著な伸びを示したという。

 調査対象者は主に関東圏在住者。対象の人気温泉地は熱海・箱根・伊香保・草津・鬼怒川・河口湖の6地域。調査はJTBの観光調査を基に、ジオテクノロジーズがスマートフォンのGPS位置情報を用いた人流データ分析とアンケートを実施してまとめた。

 調査は、今年のゴールデンウイークは飛び石連休だったことに加え、最近の物価上昇などの影響で“近場”の関東圏温泉地へ行く人が増えたことが来訪者増加の要因と分析している。
特に来訪者が大幅に増えた鬼怒川と伊香保は、宿泊費の高騰や混雑を避けたい国内旅行者が選んだ“穴場”として注目された可能性があるという。普段と比べてゴールデンウイークがどのくらい混雑するかの指標である「混雑率」のデータによると、全国平均12.7%増に対して、鬼怒川は0.9%増と低く、混雑が回避できる温泉地として見られていることが分かるという。

 調査はこのほか、宿泊率やリピート率、満足度などの分析も行っている。調査結果の詳細はジオテクノロジーズのホームページ

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