滋賀県が「近江商人ゆかりの酒蔵フェス」開催 11月3日、東京・日本橋のアンテナショップに9蔵集結
滋賀県は、同県南東部の蒲生郡日野にゆかりがある全国の酒蔵を集めた「近江商人ゆかりの酒蔵フェス」を11月3日、東京・日本橋のアンテナショップ「ここ滋賀」で開催する。
滋賀県によると、近江日野商人は、近江商人の中でも江戸時代から明治時代にかけて県南東部の蒲生郡日野に本宅を残し全国で活動した商人。「近江日野城主であった蒲生氏郷(がもう・うじさと)の会津への国替えに従って北関東に移住した近江日野商人の中には、その地でみそやしゅうゆ、酒などの醸造業を始めた者が多いことで知られている」という。
現在も近江日野商人ゆかりの酒蔵が全国に20蔵あるといい、初開催となる今回は9蔵が試飲販売会を実施する。
滋賀県日野町が主催し、午前11時から午後4時まで「ここ滋賀」横の屋外イベントスペースで開催する。参加する酒蔵は茨城県 2、栃木県 2、埼玉県 3、群馬県、岐阜県が各1の計9蔵。
イベントに合わせ、11月23日まで「ここ滋賀」館内の地酒バーで、各ゆかり酒蔵の地酒の飲み比べセットを提供する。