1円からできる国際協力 AAR Japanが「1人1円キャンペーン」開始
「あなたの1円が、大きな希望になる」。国際NGO「特定非営利活動法人 難民を助ける会」(AAR Japan、本部・東京は、2029年の創立50周年を前に、原点回帰となる「1人1円キャンペーン」をスタートした。1円から参加できる国際協力として、難民支援や地雷対策、障がい者支援などに活用する。募金目標は1億円。
1970年代後半、インドシナ難民が日本へ逃れてきた際、日本の受け入れ姿勢は「冷たい」と批判されたという。これに強く反発したのが、政治家・尾崎行雄の三女である相馬雪香氏。彼女は1979年、「日本人が1人1円出せば1億1000万円になる」と呼びかけ、難民支援団体を設立。全国から寄付が集まり、約4カ月で1億円以上が寄せられた。今回のキャンペーンは、この精神を現代に引き継いでいる。
AARは現在、日本を含む世界17カ国で支援活動を展開。寄付は、ロシア侵攻下のウクライナで暮らす障がい児・者への医療品提供、内戦が続くスーダンで感染症患者に義肢を届ける活動、ザンビアの難民居住地での教育支援など、多岐にわたる命を守る現場に使われる。
今回のキャンペーンでは、ゆうちょ銀行を利用した場合、硬貨の払込料金や硬貨取扱手数料が無料となる。家庭や職場で硬貨を集め、ゆうちょ銀行の窓口で専用の払込取扱票に「1人1円キャンペーン」と記入して手続きするだけで参加できる。
店舗や学校での募金箱設置も歓迎しているという。紙幣での寄付や銀行振り込み、現金書留にも対応しているが、送料や手数料が発生する。
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