つながる世界を夢見て パレスチナのこどもたち写真展+絵画展
パレスチナ自治区ガザ地区での停戦合意。双方の人質解放や支援物資の搬入など、少しずつ地獄のような日々から抜け出す道が見えてきたようで、まだまだ不透明な先行きに緊張はとけない。パレスチナをみつめる絵画と写真の展覧会、「つながる世界〜パレスチナのこどもたち写真展+絵本作家の絵画展」(主催:つながる世界プロジェクト、協力:日本国際ボランティアセンター)が10月21日(火)~11月15日(土)9時~18時、京都府向日市のBook&cafe Wonderlandで開催される。パレスチナで出会った子どもたちの写真と、たくさんの絵本作家による絵画展が一堂に会する。絵本作家は子どもたちに向けて児童書を作っているが、大勢の子どもたちが血を流し、泣き叫ぶ状況に対し声を上げること、表現すべきことがあるのではないかと考え、展覧会を企画。今年6月から東京や広島、福岡などでも開催してきた。
家族と一緒に十分な食事をとり、絵本を読み、学校に行く。パレスチナの子どもたちに一日も早くそんな“普通の”日々がやってくるように願いつつ、展覧会で「つながる世界」に思いをはせよう。