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とがずに浸水不要のお米「カルローズ」 緊急時にも簡単に食べられる防災レシピに最適

ポリ袋deライスサラダ

 災害の備えをチェックする季節。近年、食べものに関してはさまざま進化した商品が出ていて、選択肢は多い。もっとも、ローリングストックという視点で考えると、ふだん食べているものがそのまま災害時にも使えるというのが一番の近道だ。カリフォルニア生まれのお米「カルローズ」の認知拡大に努めるUSAライス連合会日本代表事務所は、栄養士の飯田和子氏の協力を得て、カルローズの特徴を活かした「防災レシピ」3点を開発した。お米と材料を加熱性のポリ袋に入れて調理する「ポリ袋deライスサラダ」と、「カレー風味のパエリア」、「トマトリゾット」だ。いずれも、とがずに浸水不要だから、緊急時にも簡単に食べられる。

 飯田氏は、いつ発生するかわからない災害に対して一般的な災害食を備蓄するだけでなく、日常と非常時のフェーズを取り払った食の考え方を身につけることを提唱している。カルローズは、とがずに浸水を気にせず料理ができるため、災害時には節水、時短といったメリットがある。べたつきが少なく、調味料との相性が良いことから、1プレートのお米料理にも向いているなど、災害メニューにも最適なお米といえる。

 今回開発したメニューは、食べ慣れた食材を使った防災レシピ。9月23日に都立晴海ふ頭公園で開催される第9回「晴海でASOBO! sai」では、「ポリ袋deライスサラダ」の体験と、「カレー風味のパエリア」や「トマトリゾット」などを掲載したチラシ配布を予定している。

栄養士、調理師の飯田和子氏

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