KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

バングラデシュで家事使用人として働く少女たち 隠された児童労働の実態を知るためのオンラインイベント

 世界中のあちこちで問題になる児童労働。日本にいる自分に何ができるかを考えるのは大変だが、まずは「知る」という第一歩を踏み出すのはそれほど難しいことではない。たとえば、バングラデシュで家事使用人として働く少女たち。ダッカで彼女たちを支援するセンターとの無料中継イベント「隠された児童労働 “家事使用人”について知ろう!」(国際協力NGOシャプラニール=市民による海外協力の会・東京)が、6月22日(日)に実施される。センターの様子を知るだけでも、子どもたちを取り巻く環境を理解する一助になるはずだ。時間は18時30分~19時30分。定員は先着100人。

 6月の児童労働反対世界デーにちなんだイベント。バングラデシュには、他人の家で家事労働に従事する「家事使用人」の少女が数十万人いるといわれている。家事使用人の仕事は1日中家の中で行われるため、家の外から発見されにくく、「隠された児童労働」とも呼ばれる。シャプラニールは2006年から家事使用人として働く少女支援を始め、現在は首都ダッカ市で2つの支援センターを運営。家事使用人として働く少女たちが、基礎教育やレクリエーションを通じて子どもらしい時間を過ごす手助けをしている。

イベントでは、ダッカの支援センターとつないで、児童労働の現状や支援センターの様子を伝える。少女たちからバングラデシュの歌を披露する時間も予定されている。

 申し込みは専用フォーム、または電話かメールで。締め切りは6月20日(金)。問い合わせは、認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会(担当:髙階・藤井)、TEL:03-3202-7863(10時~18時、月・日・祝日休み)、Email : membership@shaplaneer.orgで受け付ける。

編集部からのお知らせ

新着情報

あわせて読みたい

「誰もが輝いて働く社会へ」の特集記事を読む