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経済産業省「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」 大阪・関西万博出展に向けユースケースを発表

 EXPO-PHR運営事務局は、10月8日、PHR事業展望発表会を行い、経済産業省の「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」にて採択された民間事業者の10のPHRユースケースを発表した。当事業は“自然と健康になれる社会”を実現することを目指し、PHR(Personal Health Record/個人健康記録)データを持つ事業者とサービス事業者が協業することで、新たな事業の創出、既存事業の伸長、そして大阪・関西万博にて消費者へのPHR事業の周知を目指す。

 発表会では睡眠状態・健康状態に合わせて最適な照明や音楽を提供するアパレル品や、食事・運動データによって内容が変化するVRゲームエクササイズなど、個人の生活習慣や健康状態に合わせた食事、睡眠、運動、ライフスタイルをサポートするユニークなユースケースが紹介された。

 

 また、経済産業省はこれらの新たなPHR事業者間のデータ流通を可能にする情報連携基盤「PHR CYCLE」を構築し、ユーザーが安心安全にPHRサービスを利用できる環境を提供するとともに、本事業終了後のユースケース創出も目指している。

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