【映画コラム】7月後半公開映画『木の上の軍隊』『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』『スタントマン 武替道』
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(7月25日公開)

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マーベル・コミックス初のヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」(宇宙ミッション中に起きた事故で特殊能力を得た4人)の活躍を描くアクションエンターテインメント。過去にも映画化されてきた題材を、「アベンジャーズ」を中核としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一作として新たに映画化した。
「ファンタスティック・フォー」を演じるのは、ペドロ・パスカル、バネッサ・カービー、エボン・モス・バクラック、ジョセフ・クインという面々。監督は、MCUのドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」を手掛けたマット・シャンクマン。
過去に『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(05)と続編の『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(07)、そしてリブート作品『ファンタスティック・フォー』(15)が製作されたが、どれも尻切れトンボで終わっただけに、MCUの一作として製作された今回こそは、ちゃんと続いていくのかという興味が湧く。
今回は、時代設定を1965年としたためかどこかレトロな雰囲気が漂う。日本では「宇宙忍者ゴームズ」として放映されたテレビアニメの世界をほうふつとさせるところがあった。