「明日はもっと、いい日になる」“蔵田”林遣都の言葉が「グサッと刺さった」 「この世から虐待がなくなりますように」
福原遥が主演するドラマ「明日はもっと、いい日になる」(フジテレビ系)の第1話が、7日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、海辺の児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々が子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を描くハートフルヒューマンドラマ。
“刑事になってたくさんの人を助けたい”という幼い頃からの夢をかなえようと、所轄の刑事として、がむしゃらに働いていた夏井翼(福原)は、ある日突然、海辺の児童相談所への出向を命じられる。
気持ちの整理もつかないまま「浜瀬市児童相談所」に出勤した翼を出迎えたのは、翼が想像した児童相談所の「暗いイメージ」とは正反対に元気な子どもたちと、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞(柳葉敏郎)だった。
南野の指示で相談課へと向かった翼は、そこで班のリーダーである児童福祉司の蜂村太一(風間俊介)や児童心理司の蒔田向日葵(生田絵梨花)ら職員たちと出会う。するとそこに、頬を腫らし、鼻にティッシュをつめた児童福祉司の蔵田総介(林遣都)が現れ、蔵田は翼に「あなた、もしやいい人ですか?」と意味の分からない質問をする。

(C)フジテレビ
そんな折、「子どもの泣き声が聞こえる」という通告があるマンションの住人から入った。訪問を嫌がる母親を説得して中に入ると、2人は男の子の内腿にアザがあることに気付く。何も言わずに家を出る蔵田に、翼は「そのような対応の遅さが手遅れになる原因ではないか」とぶつかるが、蔵田は「児相の仕事は親の罪を暴くことではない」と言い放つ。
翌日、児童相談所へ小学校から189の虐待の緊急通告が入る。その子どもはマンションで会ったアザのある男の子で…。
放送終了後、SNS上には、「徳永えりさんが演じるシングルマザーが頑張り過ぎて自分を追い詰めちゃって空回り…。今って近所付き合いもないし 大変なご家庭が多いと思う」「正義って難しい。警察は加害者と被害者に関わるけれど、児童相談所が向き合うのは“家族そのもの”なのだと感じた」「親が子どもを幸せにするのではなく、子どもと幸せになることを考えるという、蔵田さんの言葉がグサっと刺さった」「虐待は本当につらい。この世から虐待がなくなりますように」などのコメントが投稿された。
このほか、「福原遥ちゃんの柔らかい雰囲気が刑事よりも児相の職員に合ってる。児相の職員たちの人となりも分かりやすくて良かった」「少しおせっかいで正義感が強い翼は、児童相談所に適任だと思う」「児相の内情を知ることができる心が温まるお話。困難なテーマの作品だけど、今後も見たいと思った」といった声も投稿された。

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