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ドラマ「ギフテッド Season1」美 少年・浮所飛貴SPインタビュー 主演・増田貴久の「“増田イズム”は僕の中に受け継がれつつあります」

 現在放送中のドラマ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」に出演中の美 少年・浮所飛貴から、スペシャルインタビューが届いた。

 本作は、頭脳明晰(めいせき)な天才刑事・天草那月(増田貴久)と「殺人者に黒い影が視える」異能の高校生・四鬼夕也(浮所)という強力なバディが難事件に挑むミステリー。

 第1話の放送直後には、SNS上で「天草くんと四鬼くんのバディがこれからどう変化してくか楽しみ」「自己肯定感高めの(イケメン)天才刑事がカッコ良過ぎる」といった声や、四鬼夕也を演じる浮所にも「カッコいい!」などの反響があふれた。そんな浮所がドラマへの思いや、先輩・増田とのドラマ初共演の心境を語った。

―四鬼夕也という役をいただいたときの感想を教えてください。

 今回のようなバディを組んで難事件を解決していくという作品は初めてなので、とにかく楽しみでした。しかも、そのバディ役の天草那月を演じるのが増田くんという心強い先輩で、撮影の前からワクワクしていました。僕が演じる四鬼夕也は幼い頃に両親を亡くしていて、なおかつ不思議な能力も持っているキャラクターというのも面白いなと思いました。原作を読ませていただいた時は、「夕也、カッコ良過ぎ」と思って少し不安になりましたが(笑)、ストーリーがとても魅力的で、思わず引き込まれましたね。

―原作は「金田一少年の事件簿」の天樹征丸さんですよね。

 そうなんです。「よくこんなこと思いつくなあ」と驚かされるトリックが毎回あって、それを那月と夕也が解き明かしていくところが見どころですね。夕也には「殺人者に黒い影が視える」という特殊な能力がありますが、犯人が分かっていても、それを証明しなければならない。今までにはない推理の過程を、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけるドラマになっていると思います。

―ご自身と四鬼夕也の似ている部分、異なる部分は?

 夕也は母親が殺害されていたり自身の能力のこともあって、他者との間に壁を作ってしまうところがあるキャラクターです。そこがクールに見えたりもするのですが、素の僕は誰とでもすぐ仲良くなれるような、かなり明るくオープンな性格。そこは夕也とは違いますよね。高校生にしては落ち着いている夕也なので、演じる上でも声のトーンを抑えるなど、「普段の浮所飛貴」が出ないよう心掛けています。180度キャラが違うので、もはやそのギャップも楽しんでもらいたい気分です。だから似ている部分というのはあまりなくって…。強いて言うなら、「辛い物好き」でしょうか。スイーツ好きの那月に対して、夕也は辛い物が好物なんです。僕も辛いものが大好きで、最近はスンドゥブチゲをよく食べに行きます。

―今回バディを組む増田貴久さんの印象は?

 本当に共演者のことを気遣ってくれる方です。僕と2人のシーンでも、「この場面は、こういう心情なんじゃないかな」とか、「こっちの言い回しのほうが言いやすいと思う」とか、細かな部分までアドバイスをいただいています。それと座長としても視野が広くて、現場全体への気配りが素晴らしいなといつも驚かされますね。例えば、共演者の方が空き時間に立っていたら「どうぞ」と言ってサッと椅子を用意したりとか…。これは僕もまねをしなければと、この間泉里香さんに椅子をお出ししました。“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります(笑)。

―現場の雰囲気はいかがですか?

 とてもいいですよ。特に増田くんの差し入れの量がとても多くて、しかも暑い日にはアイスや冷たいドリンクを用意してくれたりと、気配り力が素晴らしいです。それと今回はSeason2まであり撮影期間も長いのですが、増田君はスタッフの皆さんのこともちゃんと覚えて、名前で呼んでいるんですね。もちろんそこもまねさせてもらっています(笑)。そんなこともあって、シリアスなシーンの多いドラマですが、カメラが回っていない時は、笑いの絶えない現場ですね。

―では最後に、視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします!

 このドラマは一話完結で事件が解決していく一方で、それらが大きな謎をひもといていくためのフックにもなっているんですね。一話ごとに謎解きの爽快感を味わえると同時に、各話にちりばめられた伏線で、次回がとても気になるような作りになっています。だから最初から最後まで見終わると、「そうだったのか!」という驚きを感じていただけるはずです!

 次回・第2話は、19日23時40分から東海テレビ・フジテレビ系で放送。毎週土曜日 23時40分~24時35分放送。

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