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岡田将生、実生活でも「せっかち」 清原果耶「“今に優しい映画だな”と感じた」

 映画『1秒先の彼』プレミアイベントが22日、東京都内で行われ、出演者の岡田将生、清原果耶、福室莉音、片山友希、しみけんと山下敦弘監督が登壇した。

 山下監督と脚本家の宮藤官九郎氏が初めてタッグを組んだ本作は、京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田)と1秒遅いレイカ(清原)の“消えた1日”をめぐる物語が展開する。

 山下監督と一緒に仕事をするのは『天然コケッコー』(07)以来、16年ぶりとなった岡田は「当時何も分からなかった高校生の僕に、現場でたくさんのことを教えてくれたのが山下監督。大人になって、こうしてまた一緒に映画を作れるのはとても感慨深いし、この仕事を続けてこられてよかったなと思います」と笑顔を見せた。

 山下監督も「僕も当時はまだ29歳。お互い若い頃を知っていると照れくさくて、ニヤニヤしながら(撮影が)始まりましたが、楽しかったです」と語った。

 一方、清原は山下組に初参加。「終始、温かい、優しい柔らかい現場でした。出来上がった作品を見たときも、全く同じようなことをフワッと思えて。おのおのの個性を否定せず、かといって近寄り過ぎず、“今に優しい映画だな”と感じました」と作品の魅力をアピールした。

 また、劇中で“せっかち”なハジメを演じた岡田は「実際にせっかちさん? のんびり屋さん?」と問われると、「せっかちです」と回答。

 「では演技しやすかったのでは?」と尋ねられると、「いや、そんなことは…。仕事のときは結構ゆったりとしてるので」と笑った。

 これが映画初出演となったしみけんは、ハジメの妹・舞(片山)の彼氏・ミツルを演じた。

 共演シーンを振り返った岡田は「めちゃくちゃ楽しかった。しみけんさんが真摯(しんし)にお芝居に取り組んでいる姿を鮮明に覚えていて、僕ももっと純粋にお仕事をしようと感化されました」とコメント。

 片山も「私が前に出たらしみけんさんも前に出る。私が下がったらしみけんさんも下がる。相手の呼吸を読み取るってすぐにはできないことなので、さすがだなと思いました」とべた褒め。

 これにはしみけんも「えっ? どうした急に。褒められ慣れてないので」と照れ笑いを浮かべた。

 映画は7月7日から公開。

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