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大河ドラマ「光る君へ」新キャスト6人を発表 藤原定子役に高畑充希

 2024年に放送予定のNHK大河ドラマ「光る君へ」の新キャスト6人が23日に発表された。高畑充希、見上愛、三浦翔平、永山絢斗、坂東巳之助、本郷奏多が出演する。

 本作の舞台は平安時代。後に、世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部(まひろ)の人生を描く。主人公の紫式部を吉高由里子、紫式部の生涯のソウルメートとなる藤原道長を柄本佑が演じる。

 高畑が演じるのは、藤原道隆(井浦新)の長女・定子。一家の繁栄を願う父の思いを一身に背負い、年下の一条天皇の下へ入内する。清少納言らが集う、才気にあふれるサロンを作り上げ、一条天皇の最愛のきさきとなるが、悲運に見舞われる。

 「軍師官兵衛」(14)以来の大河ドラマ出演となる高畑は「華やか、知的、愛され気質。藤原定子という女性を調べれば調べるほど、プレッシャーが私の肩に重くのしかかってきています。でも、それと同時に、調べれば調べるほど、彼女に魅了されている自分もいます」とコメント。

 続けて、「ドラマの中で長い期間彼女を演じさせていただけることで、私自身も明るい方向へと引き上げてもらえるような、そんな予感がしています。清少納言との密なやり取りもとても楽しみなので、いま偶然違う作品でご一緒できている(清少納言役のファーストサマー)ウイカさんと、今から密に関係性を作っていけたらと思います」と意気込みを語った。

 見上が演じるのは、道長の長女・彰子。幼いうちに一条天皇に入内し、定子と競う立場となる。紫式部は才を見込まれ、彰子のもとに宮中女房として出仕する。

 大河ドラマ初出演となる見上は「彰子は、かわいらしい姫の頃に入内し、87歳まで生きて、政治上のゴッドマザーとも呼ばれる存在になっていった人物です。時には父親の意見にも反対し、紫式部とは師弟関係を超えて友情に近いものを築きました。優しさと誠実さを持ち合わせた、聡明(そうめい)な女性という印象です。1000年前の空気を感じながら精いっぱい演じられたら、と思います」とコメントした。

 三浦は、道隆の嫡男・伊周役。自信家の青年で、若くして父の引き立てによりスピード出世を果たす。父亡き後は、妹の定子を気に入った一条天皇を頼りに、道長と火花を散らすライバルとなる。

 大河ドラマ出演はこれが初めて。三浦は「伊周は、直情的な一面や、人に取り入ることが苦手な不器用な部分もあり、光源氏とはよもやといわれるような貴公子ではありますが、どこか人間的な弱さがあるような印象です。道長たちとの政権抗争に身を投じ、追い込まれていくさまをどのように演じていくか、(脚本の)大石(静)先生の描く伊周をしっかりイメージして演じていきたいと思います」と語った。

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