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松江シティFC(3年連続4回目)

 島根大会決勝で同じ中国リーグのライバル、デッツォーラ島根に2―1で競り勝ち、3連覇を果たした。昨年は1回戦敗退だったが、一昨年は2回戦でJ1川崎フロンターレに1―4と善戦。細かくパスをつなぐ攻撃サッカーで、2年ぶりの勝利と躍進を期す。

 攻撃の核となるのが地元松江市出身で加入2季目のFW金村賢志郎。昨季の中国リーグは故障を抱え全て途中出場ながら、チームトップの11得点。得点感覚と当たりの強さ、キープ力に優れ、島根大会決勝でも先制、決勝の2ゴールと勝負強さを発揮した。

 昨季から25人中12人が入れ代わり、攻撃陣の厚みが増す一方、守備は今季もGK船川航司朗、DF砂川太志、ボランチ田平謙が屋台骨。安定した守りからの素早い切り替えで、攻撃型のチームを支える。

 18歳以下、20歳以下代表や名古屋グランパスエイト(当時J1)などで指揮した就任2季目の田中孝司監督が、経験を注入し、目標の「2020年のJリーグ入り」へ成長を後押しする。

 

(山陰中央新報)

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