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むき出しの育児記録 弘中綾香さんのエッセイ『たぶん、ターニングポイント』

 「予期せぬ心労」「拭えない不公平感」「孤独感と、疎外感と」「エゴとの兼ね合い」。目次の一部を羅列してみたが、母親稼業を経験した人ならおそらく、目次を見るだけでどんなことが書いてあるかかなり正確に想像できる。子育ての仕方は百人百様だが、それでも母親たちの心の動きには分厚い通奏低音が響き合う。テレビ朝日アナウンサー弘中綾香さんがつづったむき出しの育児エッセイ『たぶん、ターニングポイント』(朝日新聞出版、税込み1540円)が1月20日(火)に発売される。

 2023年に第一子を出産した著者が、その前後で感じた戸惑い、葛藤、そして変化を、当時の鮮度のままに記した書き下ろしエッセイ。“六本木を肩で風を切って歩いていた自信満々な私”が、妊娠・出産・育児という人生最大の波にのみ込まれ、ボロボロになったその先で出会ったのはまったく新しい世界。妊娠中の不安、産後の覚悟と救い、おっぱい問題、孤独感、復帰へのハードル。そして“これまでの私”と“母としての私”の間で揺れる、経験したことのないもどかしさ。逃げ場のない毎日のリアルを、笑いと涙、少しの毒、そしていっぱいの愛でつづった一冊だ。

 経験者は自身の子育てを振り返りながら、未来のママには“育児現場”を知る参考書の一つとして読めそうだ。

  • 弘中綾香さんの育児エッセイ『たぶん、ターニングポイント』

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