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古代オリエント博物館で夏に2つの特別展 「古代ガラスの3つの軌跡」「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」

 4000年以上前に古代メソポタミアで誕生したガラスが、いかにして世界各地に広がり、独自の発展を遂げたかを「古代地中海世界」「古代オリエント世界」「東アジア世界」の三つの軌跡でたどる夏の特別展「THE ANCIENT GLASS〜古代ガラスの3つの軌跡〜」が、東京・池袋の古代オリエント博物館(サンシャインシティ・東京)で7月12日(土)~9月7日(日)に開催される。「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」も同時開催だ。開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。

 身のまわりにあって、今では当たり前の存在になっているガラスは、4000年以上前の古代メソポタミアで作られ始めた。世界中に広まった古代ガラスの製法には、現代の技術をもってしてもなお解明されていないことが残されているという。特別展では平山郁夫シルクロード美術館、東京大学総合研究博物館などから借用した187件257点の貴重な考古・美術資料を通じて、古の職人たちが生み出した技術革新の結晶を紹介。その卓越した技巧とガラスという素材の奥深い魅力に触れることができる。

 「子どもミュージアム」では、古代オリエント博物館の館蔵品を用いて、古代オリエント世界の魅力をわかりやすく紹介する。小中学生でも楽しみながら学べるよう、「暮らし」や「文字」、「神様」といった子どもにもなじみやすく理解しやすいテーマを設定し、ワークシートを用いて展示品を観察できるようにしたり、古代の道具や技術を実際に体験できるコーナーを設置したりするほか、子ども向けのナイトツアー(展示解説)や体験講座も開催する予定。入館料は一般1200円、高校・大学生600円、小・中学生300円。

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