「ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界」 広島県立美術館で7月18日から開催
イラストレーター・藤枝リュウジ氏の初の個展「ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界」が7月18日(金)~9月7日(日)の期間、広島市の広島県立美術館で開催される。絵本や装丁、テレビ広告など代表作500点超を一挙公開する。広島ホームテレビ・広島県立美術館・イズミテクノ・中国新聞社の共催。
イラストレーター&アートディレクターとして半世紀以上のキャリアを持つ藤枝氏。1996年には、アートディレクションを手がけたパペット番組「ハッチポッチステーション」がNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送開始。ポップで温かみのあるデザインは幅広い年代に親しまれた。作家初の大規模展となる同展では、個展作品を中心とした絵本や装丁などのイラストレーション作品と、パペット番組をはじめとしたテレビや広告などのアートディレクション作品から500点以上を紹介する。
7月18日(金)には地階講堂で、「藤枝さんのおはなし&サイン会」を開催する。10時30分~12時。対談相手は、アートディレクターの副田高行さん。参加無料、定員200人、事前に電話(082-221-6246)での申し込みが必要。サイン会に参加を希望する場合は、地階講堂か3階展示室出口ショップで同展図録を購入する。サインはひとり1冊まで。
7月28日(月)には、子どもから大人まで楽しめるイベント「藤枝さんの絵本を楽しもう」を開催。広島ホームテレビアナウンサーを読み手に、同美術館学芸員が作品案内をする。3階ロビーで11時~・13時~。参加申し込み不要。
同美術館は、会期中無休。開館時間は9時~17時(金曜日は20時まで開館。入場は閉館の30分前まで)。7月18日は10時開場。料金は、一般1500円、高・大学生1000円、小・中学生700円(前売り・20人以上の団体は当日料金から200円引き)、学生券は学生証の提示が必要。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳の所持者と介助者1人の当日料金は半額。

「ハッチポッチステーション」イラストレーション 2000年