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日大生物資源科学部「骨の博物館」が「登録博物館」に さまざまな動物の骨格標本を展示し、入場無料

 「骨の多様性と進化」をテーマに、哺乳類・鳥類・爬虫(はちゅう)類・魚類など、さまざまな動物の骨格標本を展示している博物館がある。日本大学生物資源科学部(神奈川県藤沢市)にある「骨の博物館」。このほど、神奈川県教育委員会から「登録博物館」に指定された。

 登録博物館とは、博物館法に基づき、歴史・芸術・民俗・産業・自然科学等に関する資料を収集・保管・展示し、教育・学術・文化の発展に寄与する施設として、都道府県教育委員会が登録した施設。

 教育・研究活動への利用のみでなく一般公開もされている「骨の博物館」は、予約不要・入場無料で自由に見学でき、骨の多様性や進化について学ぶことができる。企画展や自然観察会、理科実験などのイベント、小学生対象の「夏休み宿題相談会」なども行っている。長年にわたり、教育・研究活動に貢献してきたことや、一般への公開・教育普及活動に積極的に取り組んできたことが評価され、今回の登録に至った。

 今回の登録を機に今後、新たな標本の収集や展示方法の工夫によるより魅力的な展示、小中学生向けのセミナーや一般向けの講演会などより多様な教育プログラムの開発、地域の学校や博物館との連携を強化するなど、さらなる地域全体の教育・文化活動への貢献を目指していくという。

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