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2019年度 「弁当の日」応援プロジェクト講師派遣助成事業 江戸川区開催報告

2月7日(金)東京都江戸川区総合文化センター 大ホールにて
江戸川区教育委員会、江戸川区立小学校PTA連合協議会、江戸川区立中学校PTA連合協議会の共催で、「弁当の日」講演会が開催されました。

 竹下和男氏が「“弁当の日”で何が育つか~自立を目指した食育~」と題して講演、平日19時~と遅い時間帯での講演にもかかわらず、区内在住者ら752名が参加しました。
 参加者からのアンケートまとめと、平井西小学校の学校だよりに掲載された内容をご紹介いたします。

講演会「“弁当の日”で何が育つか~自立を目指した食育」2/7(金)竹下和男氏からの学び
「作る楽しさを子どもたちに」
「子育てが楽しいと言える大人になるために」「愛された子どもは、素敵な大人になる」「何を食べるかは、親が主導権をもつ」「子どもが生きる力をつけるには、学びの時間だけでなく、暮らしの時間が大切である」「弁当の日に向けて調理の力を我が子につけようと取り組む大人の真剣な後ろ姿を見て、子どもは変わる」などのメッセージが心に残りました。とても貴重な講演会でした。

○講演では、食育の大切さに留まらず、少子化、育児放棄といった社会問題や人間の脳の発達など、幅広く興味深い話を伺うことができました。日々の「食」は、私たちの体を形作り、健康の基礎となるにも関わらず、それに無頓着な、つまり「生」への関心が薄い子供が増加しているとの話に、空恐ろしさを感じました。子供たちが生き抜く力を取り戻すよいきっかけとして、「お弁当の日」の意義を大いに感じた次第です。
○心に刺さる内容でした。子供が一人でお弁当をつくることが子供の成長にとってどのような意味をもつのか、そこに保護者がどう関わるべきなのか、非常に奥の深い話でした。特に、人は置かれた環境に適応する(自分が育てられた環境が正しいと認識し、親になったときに同じことを子供にする)という点は、大いに考えさせられました。
○講演にて竹下さんのお話をお聞きし、とても感銘を受けました。さっそく娘に朝ごはんを一緒に作ろうと声をかけ、娘にはおにぎりを作ってもらいました。自分一人の力で作ったとなるように、なるべく口を出さないようにしました。結果、とてもおいしいおにぎりができたのですが、それよりも楽しそうに作っている姿、自分で作ったおにぎりをおいしいと食べている姿に、講演のお話の通り子供が自分で料理することの大切さを、身をもって学ぶことができました。

江戸川区の今後の取り組みに注目していきたいと思います。

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