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富士山は“登らずに下る” 初心者も楽しめる1泊2日 「秋の富士山下山ツアー」が登場 

 富士山を「登る」のではなく「下る」ことを主役にしたユニークなツアーが登場した。国内旅行を企画するビーウェーブ(大阪市)東京営業所は、山頂を目指さず中腹から麓へ歩く1泊2日の「秋の富士山下山ツアー|紅葉の御中道・吉田口信仰の道トレッキング2日間」を発売した。開催日は10月24(土)〜25日(日)、10月31日(土)〜11月1日(日)の2回。

 企画のきっかけは、同社社長の「山登りじゃなくて、山下りなら楽ちんなんだけどな」というひと言だったという。社長自身が富士山登頂を経験した際、「登りはやっぱりしんどい」と感じたことから、「体力に自信がなくても富士山を歩けるツアーがあってもいいのでは」と発想。かつて富士講の参拝者が歩いた吉田口登山道を“逆方向”にたどるアイデアが生まれ、商品化に至った。

 ツアーでは、五合目から下に広がる富士山の自然や歴史に焦点を当てる。初日は貸し切りバスで四合目へ。付近の奥庭自然公園からスタートし、溶岩地形やカラマツの黄葉が美しい御中道を歩く。宿泊は五合目の山小屋「佐藤小屋」。翌朝は天候が良ければご来光を望むことができ、山頂を目指さなくても“富士山で朝を迎える”体験が味わえる。

 2日目は吉田口登山道を下り、馬返し、中ノ茶屋を経て北口本宮富士浅間神社へ。富士山信仰の歴史を体感しながら約1100mを歩く本格的な下山ルートで、達成感も十分に得られる。ガイドには富士山登頂500回以上の実績を持つ榎戸雄一氏が同行。初心者でも安心して参加できる。

 企画担当者は「山頂まで行かなくても、富士山は深く楽しめる。秋の自然と歴史をじっくり感じてほしい」と話す。旅行代金は6万3600円〜8万8200円。JR三島駅集合のほか東京・名古屋・新大阪などからの交通付きプランも用意されている。

 

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