KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

中国がブランド構築を強化する中、莫干山に世界的なブランドが集合

AsiaNet 201517 (0066)

 

【湖州(中国)2026年5月9日新華社=共同通信JBN】5月の莫干山は、山々に広がる緑豊かな景色と、暖かくて心地良いそよ風に包まれます。「Brands Bring Better Future for the World(ブランドは世界により良い未来をもたらす)」をテーマに、2026年World Brand Moganshan Conference(世界ブランド莫干山大会)が5月9日から12日まで、浙江省徳清県で開幕しました。本イベントは、世界のブランドに関する英知と革新的な力を結集してつながる場として、再びその役割を果たします。

 

中国ブランドは、グローバルサプライチェーンの拠点から、質の高い新たな生産力の源泉へと戦略的な高度化を加速しています。イノベーションは、中国ブランドが新たな領域を開拓し、成長を活性化するための共通の選択肢になっています。

 

先日終わったばかりのメーデーの休暇中、Unitree Robotics初の公式店が北京のWangfujing shopping district(王府井ショッピング区)にオープンし、たくさんの人々で賑わいました。ビジターは製品とインタラクティブなやり取りをしたり、写真を撮ったりしながら、ヒューマノイドロボットのG1や四足歩行ロボットのGo2をはじめとするデバイスの技術的な魅力を体験しました。テクノロジー分野で世界的に注目される中国ブランドUnitreeの今回の展開は、具現化されたインテリジェント製品を日常生活にもたらすための重要な一歩です。同社は、直感的かつ体験型の製品を通じて、ハードウエア構造、モーションコントロール、人間と機械のインタラクションにおける技術的ブレークスルーを披露しました。

 

2025年Top 500 Chinese Enterprises(中国企業上位500社)リストよると、同リストに掲載されたブランドの研究開発(R&D)への投資は総額で1兆7300億元に達し、研究開発費比率は過去最高の1.95%に上り、8年連続で増加しました。一方、イノベーション成果の質も向上を続けており、この上位500社が2025年に保有した有効特許保有数は224万3700件に達して前年比10.54%増になりました。これらの目覚ましい数字は、中国ブランドの健全で向上する勢いと、高まり続けるイノベーションの活力を反映しています。

 

Zhejiang Haers Vacuum Containers Co., Ltd.のWu Zifu社長は「私たちは技術革新を通じてハイエンド市場の壁を打ち破り、製品に文化的な要素を取り入れ、ブランドのアップグレードを絶えず進めています」と述べました。

 

創業以来、同社はステンレス製真空断熱容器の研究開発、設計、製造、販売に注力しており、現在、その製品は世界80超の国・地域で販売されています。Wu社長は「技術革新とブランド構築はお互いを高め合い、強化する関係にあります」と述べました。

 

文化は、ブランドの影響力を世界的に拡大するための重要な推進要素でもあります。Kweichow Moutaiは酒類を文化の架け橋として活用し、消費者中心で市場主導の姿勢を貫いています。同社のグローバル展開に向けた文化戦略に基づき、消費者のニーズに焦点を当て、その国際事業を流通チャンネル主導型から消費者主導型による成長へと転換しました。66の国・地域を網羅するマーケティングネットワークを持つMoutaiは、いまや中国ブランドを代表する世界的に有名なブランドになりました。

 

個々の企業にとどまらず、ブランド構築は産業の変革と高度化のための重要な原動力です。

 

主要な製造業の省である浙江省は、かつて靴下、ネクタイ、小型家電の生産量で世界一でしたが、国際市場では「安物」で「低品質」というレッテルを貼られていました。浙江省は2015年から、最高品質で知名度の高い「メード・イン・浙江」製品を育成する取り組みを実施してきました。10年以上にわたるこの取り組みの下で、同省は5300社以上の認定企業を育成することに成功し、浙江省は主要な製造業の省から、強力なブランド力を持つ省へと変貌しました。

 

浙江省の最高市場規制当局の責任者であるXie Xiaoyun氏は、浙江省はドイツやスイスなどの先進的な国際基準に沿った3900以上の「メード・イン・浙江」基準を策定し、全工程にわたって基準を遵守することで製品の品質を保証していると述べました。

 

Xie氏によると、浙江省は国際的な認証機関とも提携し、「1つの認証で、複数の国で認められる」システムを構築し、国際的なトップブランド認証を発行することで、「メード・イン・浙江」のさらなる世界展開を後押ししています。

 

業界関係者によると、中国ブランドは、OEM生産から独自の研究開発へ、規模拡大から価値の深化へ、そして外国要素の取り入れから国産スタイルの発信へと進化してきました。 その結果、優れた品質、革新的な技術、文化的な共感を生むデザインを通じて、世界の消費者に、より豊かで質の高い選択肢を提供し、中国を理解するための生き生きとした窓口になっています。

 

World Brand Moganshan Conferenceは、2023年に開催されてから、グローバルブランドの分野において影響力と信頼性の高いプラットフォームへと成長し、世界中から数万人の政治、ビジネス、学術、社会各界の代表者が集まり、インサイトを共有し、ブランド開発の指針になっています。

 

常設開催地である徳清は、internet of vehicles(車両インターネット)や人工知能など、質の高い新たな生産力の集積を加速しています。United Nations Global Geospatial Knowledge and Innovation Center(国連グローバル地理空間知識・イノベーションセンター)などの国際機関やグローバルブランドが進出しており、self-reward economy(自己報酬型経済)やevent economy(イベント経済)といった新興分野も急成長しています。徳清は、統合的な発展を通じて「Brands Bring Better Future for the World(ブランドは世界により良い未来をもたらす)」という奥深い意義を体現しています。

 

World Brand Moganshan Conference Organizing Committeeによると、2026年World Brand Moganshan Conferenceでは多彩なイベントが予定されています。メインフォーラムや中国と外国の起業家による芝生でのストーリー共有セッションに加え、今年は新たに中国ブランド世界ツアー特別イベント、中国経済年次展望・新華ファイナンスエコパートナー会議、歴史・伝統産業会議と中国無形文化遺産祝賀会といったイベントが追加されました。Fortune Global 500ブランド発展フォーラムなどの並行フォーラムや、中国ブランドデー祝賀会および文化・観光高品質発展会議などの特別イベントが、本会議の専門性、実効性、多様性をさらに高めるでしょう。

 

鳳栖湖(Fengqi Lake)の近くでは、光とアートが織りなす素晴らしい光景が繰り広げられました。3000機以上のドローンを駆使した没入型のブランドショーが徳清の夜空を彩り、ブランドと都市、そして光のアートと創造性を深く融合させました。莫干山の麓で開催される本会議では、力強いイノベーション、市場の活力、そして文化的な強靭さにより、「メード・イン・チャイナ」の変革と高度化を牽引する中国ブランドのわくわくするようなジャーニーが、再び記録されるでしょう。

 

ソース:The World Brand Moganshan Conference Organizing Committee

 

編集部からのお知らせ

新着情報

あわせて読みたい