写真をキーワードに藤田嗣治の絵画を読み解く展覧会 「藤田嗣治 絵画と写真」を4月29日から札幌芸術の森美術館で
エコール・ド・パリを代表する画家、藤田嗣治氏(レオナール・フジタ、1886~1968)。パリ画壇で名を馳せた藤田氏は、おかっぱ頭に口髭、丸眼鏡といった奇抜な風貌でも知られていた。そんな彼が生前、数多くの写真を残していたことはほとんど知られていない。札幌芸術の森美術館では4月29日(水・祝)~6月28日(日)の期間、展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」が開催される。今なお多くの人を魅了し続ける藤田氏の絵画について、「写真」を軸に3つの視点から再考する。主催は、札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社、札幌テレビ放送。
藤田氏の独特な風貌、そういったアイコン的なイメージを捉えた写真や自画像から、藤田氏のメディア戦略を紹介。また、藤田氏は旅先の風景や人物をカメラに収め、写真の細部を自在に組み合わせて絵画の構図を作り上げることもあった。絵画とその素材となった写真を併せて展示し、制作プロセスを分析する。世界初公開も含む藤田氏撮影の写真を展示し、絵画作品にも引けを取らないその魅力を探る。
観覧料は、一般1800円、高校・大学生1000円、小・中学生500円。限定100セットで、「図録付きチケット」(5000円、展覧会公式ホームページのみで販売)もある。「ドレスコード割引『猫ウィーク』」として、5月2日(土)~5月10日(日)の期間中、猫をモチーフとしたファッションアイテムを身に着けて入館すると、本人に限り、100円割引料金で観覧できる。65歳以上は当日料金1600円(要年齢証明)。障がい者手帳を所持する者と付き添い1人は無料。
5月16日(土)・6月13日(土)の14時~14時30分には、ギャラリーツアーとして、担当学芸員が展覧会の見どころを解説する。申込不要、参加無料(当日有効の観覧券が必要)。希望者多数の場合は参加人数を制限することがある。
チケット情報など詳細は、展覧会公式ホームページに掲載している。同館の開館時間は、9時45分~17時(6月は17時30分閉館。入館は閉館の30分前まで。

ボリス・リプニツキ《アトリエの藤田(自分を模したマネキンと)》1925年頃 シャーマン・コレクション(河村泳静氏所蔵/伊達市教育委員会寄託)















