ソーシャルペンタゴン、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」にて本日より投資家募集を開始
「未読同意」「ダークパターン」が招く年間1兆円超の被害に終止符を。新ツールで取引の常識を変える
株式会社ソーシャルペンタゴン(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤宏充)は、本日、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、投資家募集を開始したことをお知らせします。
今回の資金調達は、ただの金銭的な投資ではありません。急成長するオンライン取引市場における「未読同意トラブル」という社会課題を解決するため、弁護士監修の利用規約要約ソリューションの開発・普及をさらに加速させることを目的としています。
■「 未読の同意」「ダークパターン」トラブルが社会問題に、年間200億回にのぼる市場
オンライン取引が日常生活に不可欠となる中、「利用規約」や「プライバシーポリシー」等を読まずに同意する「未読同意」によるトラブルが社会問題となっています。国民生活センターにはオンライン取引トラブルについての相談が年間8万件近く寄せられ、利用規約等をしっかりと確認しているユーザーはわずか5.5%にすぎません。この「未読の同意」「ダークパターン」トラブルによる被害総額は年間1兆円を超えるとも言われています。
当社は、オンライン上での「同意」の回数が国内だけでも年間200億回に上ると推計しており、この潜在的なリスクを解消するサービスの需要は、今後ますます高まっていくとみています。
■ 弁護士監修の「Social Pentagon DIGEST(ソーシャルペンタゴンダイジェスト)」で信頼を再構築
この社会課題を解決するため、当社は弁護士監修の利用規約要約ソリューション「Social Pentagon DIGEST」を開発しました。国内で特許を取得済みの仕組みで、長文難解な規約を5つの重要ポイントで要約・解説し、同意画面に分かりやすく表示することで、事業者と消費者の双方に安心と信頼を提供します。
AIによる自動要約ではなく、法律の専門家である弁護士がレビューを行うため、高い信頼性と法的正確性を担保できることが最大の強みです。また、ソリューションを導入した企業では、会員登録率だけでなく、LTVが上昇したケースも確認されており、消費者保護だけでなく企業の事業成長にも貢献しています。
■ 経験豊富なチーム体制と強力なネットワーク
代表の吉澤は、IT系上場企業への事業売却経験を持つ連続起業家です。取締役には弁護士や大手広告会社出身者が名を連ね、HR業界・WEBマーケティング業界等、強固なネットワークを持つアドバイザーも擁しており、この強力な布陣が新市場創造を後押しします。
また、2024年9月に設立された「一般社団法人ダークパターン対策協会」の正会員として、業界全体の啓蒙活動にも積極的に取り組んでおり、社会的な追い風を捉えながら、未読同意対策という新しい市場の先行者利益獲得を目指します。
■なぜ、VCではなく株式投資型クラウドファンディングなのか
当社が今回、ベンチャーキャピタル(VC)ではなく、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を通じて資金調達を行うことを決めたのは、単に資金を集めることだけが目的ではないからです。
VCは、短期的な投資回収と、事業計画の確実な蓋然性を重視します。しかし、私たちが取り組む「未読同意」問題は、法規制の整備が進むにつれて注目度が急上昇しているものの、そのソリューションが社会に広く浸透し、クリティカルマスを超えるまでには時間を要します。これは、既存の慣習を変え、Webにおける新しい信頼の文化を創造していくという、本質的な挑戦だからです。
この挑戦を成功させるためには、金銭的な資本だけでは不十分です。
「共感」という資本が、本ビジネスの成功に不可欠なファクターであると私たちは考えています。
「Social Pentagon DIGEST」は、単なる法務支援ツールではありません。それは、ユーザーの皆様が安心してオンライン取引ができる未来を創るための、新しい社会インフラです。VCの求める短期的なリターンを超えた、より長期的な視点と、事業の社会的意義に深く共感し、共にその価値を広げてくださる「応援者」との出会いを期待し、今回の挑戦に踏み切りました。
私たちは、この大きなビジョンに共感し、Web社会をより良くしたいと願う、多くの個人投資家の皆様に、事業の当事者として加わっていただきたいと考えています。皆様のご支援は、Web社会の健全な未来を創るための、揺るぎない力となります。
▼FUNDINNO(ファンディーノ)募集ページ▼
https://fundinno.com/projects/695