日曜劇場「19番目のカルテ」「徳重先生みたいなお医者さんがいたら、救われる人がたくさんいるだろうな」 「現実でも総合診療科が当たり前の世の中になったらいいな」
日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第1話が、13日に放送された。
本作は、松本潤がキャリア30年目で初の医師役に挑戦! 病気を診るだけでなく、心や生活背景を基に患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新たなヒューマン医療エンターテインメント。(*以下、ネタバレあり)
18もの専門分野に細分化された高度な日本の医療。だが、複雑な症状を抱えどの診療科にかかればいいか分からない患者がいたり、その結果患者が各科をたらい回しにされたりという課題も生まれている。
そんな数々の問題を解決するために誕生したのが、とある街の地域医療の中核を担う魚虎総合病院が新設することになった19番目の新しい科である総合診療科だ。
その頃、魚虎総合病院の整形外科では、全身の痛みを訴える女性患者・黒岩百々(仲里依紗)が診察を受けていた。検査で異常はないことが判明したが、百々はたった10分の診察にイライラを隠しきれない様子。
同じく整形外科に入院中の老年の男性患者・横吹順一(六平直政)も医師に対する不満をまき散らし、担当医の滝野みずき(小芝風花)を手こずらせていた。
時間に追われる医師たち、そんな医師たちに不満を持つ患者たちで、魚虎総合病院はどこかピリピリした空気が漂っている。そんな中、“総合診療医”を名乗る徳重晃(松本)という男が現れる。
放送終了後、SNS上には、「徳重先生みたいなお医者さんがいたら、救われる人がたくさんいるだろうな」「穏やかで優しい徳重先生に引き込まれた」「自分も救われたような気持ちになった」「『誰かに頼ることは悪いことかな』『僕たちは病気じゃなくて人を診てるんだから』『よく今まで頑張りましたね。苦しかったでしょう』徳重先生のいいせりふがいっぱいあった」「ぼやぼやしているように見えて、いざという時はキメてくる主人公に松本潤!」などのコメントが上がった。
また、「全く他人事でなく引き込まれるように見た。痛みがあるのに検査しても異常が出ない。つらいよね。総合診療科、絶対要るだろ」「現実でも総合診療科が当たり前の世の中になったらいいな」「線維筋痛症が取り上げられてうれしかった。私もこの病気の診断まで12年かかった。仲里依紗さんが本当に痛くて苦しそうに演じてくれてたのも感動した」などの声もあった。
そのほか、「滝野先生が謎の徳重先生とこれからどう関わっていくのか、じっくり見守りたいと思った」「仲里依紗さんの演技が最高だった」「小芝風花ちゃんの演技に磨きがかかっている気がする」「田中泯さんが出演されていて、おっ!となった」「主題歌あいみょんの『いちについて』にも注目」といったコメントもあった。

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