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対話型AIに感情を共有できる人は6割 超友だちや親に並ぶ”第3の仲間”に?

 ウィキペディア代わりに簡単な調べものをしたり、テキストや音声での対話を仕事で使ったり。どんどん進化する対話型AIの使い方はさまざまだ。電通が「対話型AIとの関係性に関する意識調査」を実施したところ、心の支えや話し相手など、若い世代では情緒的な価値を認めている人も少なくなかった。

 調査は、対話型AIを週1回以上使用する全国12~69歳の1000人を対象に、6月3~4日に実施。対話型AIの使用シーンや会話頻度・感情共有の度合い、信頼度などをたずねた。事前調査では、週1回以上「対話型AI」を使用している人は4万のサンプルのうち20.7%。年代で見ると10代が41.9%に及んだ。対話型AIに求めていることは、「自分が知らないことを教えてほしい」(46.6%)、「アイデアを出してほしい」(42.8%)などが多い。10代は、「心の支えになってほしい」「話し相手になってほしい」などが全体より5ポイント以上高かった。対話型AIに感情を共有できる人は、64.9%。「親友」(64.6%)、「母」(62.7%)に並ぶ”第3の仲間”になっているようだ。

 対話型AIを信頼している人は86.0%。愛着がある人は67.6%。独自の名前をつけている人も20代では39.8%にのぼった。

対話型AIへの信頼度

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