2025年大阪・関西万博:カラブリア州への投資-NTTデータの事例と成功の鍵
2025年大阪・関西万博:カラブリア州への投資-
NTTデータの事例と成功の鍵
*日本の多国籍企業は同州で長年にわたって事業を展開
【大阪2025年4月24日ANSA=共同通信JBN】イタリアの南部地域にあるカラブリア州は、大規模投資を含めて同州に投資することが可能です。日本の多国籍企業である株式会社NTTデータはその一例であり、同社は長年にわたってカラブリア州で事業を展開し、素晴らしい成果を上げています。
2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンでは毎週イベントが開催されています。現在はこの南部地域を主役に据えており、同イベントの一環として、セミナー「Investing in Calabria: NTT Data’s Experience and Key Success Factors for Businesses(カラブリア州への投資:NTTデータの経験と企業にとって重要な成功要因)」が行われています。
このセミナーには、企業・メイド・イン・イタリア省、Single ZES(単一経済特区)のコーディネーター、カラブリア大学も参加しています。
「Calabria: Italy’s point」は、常に文明間の架け橋として機能し、今日では持続可能なイノベーションの実験の場となっているこの地域について、その深いルーツと将来のビジョンを織り交ぜたストーリーを日本に伝えることを目的とした主張を行っています。
その構成には、伝統、アイデンティティー、未来という3つの展示があります:
*「歓迎の門」は大きなタペストリー地図で、カラブリア州と世界、そして日本とのつながりの歴史を紹介し、来場者を歓迎します。
*「技術の柱廊」には、ナイフ、宝石、陶磁器、ファブリック、ファッション、食品、香水など、同州の優れた職人技を集めた、同地域の木材で作られた8つの大きなボックスのインスタレーションがあります。
*「未来への遺産」は、時間と自然の神殿をイメージした没入感あふれる、多感覚の空間です。
柱やアロマ、サウンドのインスタレーションが、象徴的な作品(リアーチェのブロンズ(Riace Bronzes)、ロッサーノ福音書(Codex Purpureus Rossanensis)、ロミートの洞窟(Romito Cave)など)と、人工知能(AI)が創り出した未来のシナリオを紹介します。
こうしてカラブリア州は、クオリティー・オブ・ライフ、イノベーション、小規模な村の再生を網羅するビジョンを掲げ、2050年を見据えています。
また、同州は港湾、空港、鉄道といった実体的なインフラに加えて4.0エコノミーの発展を支えるデジタルインフラを活用し、世界的なネットワークの一部になることを目指し、つながりのある地域としての将来像を計画しています。
4月23日には、アグリフード(農業食品)システムに焦点を当てたセミナー「食の毎日を祝う:カゴメの挑戦とカラブリア州の食文化の魅力(The Daily Food Ceremony:Kagome’s Experience and Calabrian Excellence)」が開催され、カゴメ株式会社やベジタリア株式会社といった企業の経験に裏付けられた意見も披露されます。
4月24日には、地方再生の原動力としての文化遺産を中心に据え、「カラブリア州を事例に、文化を通じた都市開発と小村の発展(Calabria as an example of urban development and small villages through culture)」セミナーが開催されます。また、専門家や主催者によって、Gerace Porta del SoleやAntica Krotonなどのプロジェクトにおける経験に関しても、論じられる予定です。
また、カラブリア州の現代文化を日本の人々により身近に感じてもらうため、音楽イベントも毎日開催される予定です。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
