
東京国際大学FC(4年ぶり2回目)

東京国際大学の同門対決となった埼玉県大会決勝で、セカンドチームの東京国際大FCが4年ぶりの下剋上を成し遂げた。
関東大学1部リーグで開幕から無傷の5連勝と波に乗っていたトップチームに終始押し込まれたが、分があると踏んだ高さ勝負を選んだことが功を奏した。
前半18分にゴールキックを主将のMF谷内田嶺央が頭で前方へそらし、エースFW樋口航大が仰向けに倒れ込みながら虎の子の1点をもぎ取った。
J1柏レイソルへの加入が内定しているMF落合陸を擁するトップチームから前後半合わせて20本のシュートを浴びたものの、GK松本崚汰とDF富永涼大を中心に守り抜いた。
身長186センチの谷内田はDFが本職で、チームの中心的存在。チームを指導する武藤真一監督は現役時代にジェフユナイテッド千葉や大分トリニータでプレーし、1回戦で顔を合わせる宮城県出身。地元での戦いに向け、「選手たちにいい思いをさせてあげたい」
(埼玉新聞)
