
富士大学(2年ぶり3回目)

岩手県予選決勝は堅い守りを基盤に攻撃を仕掛けるチームスタイルを90分間貫き、盛岡ゼブラを3-0で下し、2年ぶり3度目の出場権を獲得した。
前半11分、インターセプトからショートカウンターを仕掛け、MF稲田哲兵が先制。35分に追加点を奪うと、後半42分にFW木村快が強烈なミドルシュートをたたき込んだ。
春の練習試合は負けが続き、けが人も続出。声を掛け合って修正点を洗い出し、目の前のプレーに集中した。試合に勝ち抜く中でどん底のチーム状況から抜け出し、精神的にもタフさを増した。2年前はJFLチームを破って初勝利を挙げたが、今回はそれで満足するつもりはない。MF稲田は「東北の大学サッカーも全国で通用するところを見せたい」ときっぱり。まずは初戦突破。そして2回戦で待ち受けるJ1のFC東京撃破に向けチーム一丸で挑む。
(岩手日報)
