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第5回世界デジタル貿易博覧会が杭州で開幕、AIを活用した未来に焦点

 

第5回Global Digital Trade Expo

 

AsiaNet 201843 (0171)

 

【杭州(中国)2026年9月23日新華社=共同通信JBN】第5回Global Digital Trade Expo(GDTE、世界デジタル貿易博覧会)が23日、中国東部の杭州市で開幕しました。本博覧会はデジタル貿易をテーマとした中国唯一の国家レベルの国際専門展示会であり、「Meet the AI Future at GDTE(GDTEでAIの未来に会いましょう」をテーマに掲げ、人工知能をその中心に据えて5日間にわたり開催されます。

 

本イベントは、17万平方メートルの展示ホール全域で技術革新、ビジネスマッチング、国際協力を結びつけ、杭州のAI産業が持つ活気あるグローバル展開の勢いを反映しています。

 

広大な会場に足を踏み入れると、力強い未来的感覚がビジターを歓迎します。特設されたToken Zoneでは、コンピューティングパワー・インフラ、大規模言語モデル、業界特化型の実社会向けアプリケーションを網羅した、本格的なイノベーションチェーンが展開されています。また、200を超えるAI大規模モデルが一堂に展示されています。かつては研究論文の中にとどまっていたブレーンコンピュータ・インターフェースやエンボディッドインテリジェンスといった最先端の成果が、いまや一般向けにライブで披露されています。

 

来場者は、ブレーンコンピューター・インターフェース機器が、障がいを持つ人々の世界認識を支援するために、どのようにして架け橋を再構築するかを見学できます。また、伝統的な中国医学の大規模モデルシステムによる模擬診察を体験したり、サービスロボットやスマートウエアラブル機器を実際に操作して、テクノロジーが日常生活をどのように変えるかを目の当たりにすることもできます。さらに、Global Open-source AI Challengeと、エンボディドインテリジェンス・ロボットに焦点を当てたGlobal Digital Trade Innovation Competition(世界デジタル貿易イノベーションコンテスト)が同時開催されています。世界中の開発者が競い合い、アイデアを交換し、概念段階の創造性を実用的な現実世界のソリューションへと変えていきます。

 

開放性とつながりはGDTEの核心です。今回のGuest Countries of Honour(名誉ゲスト国)はマレーシアとハンガリーで、海外からの出展団の規模は例年より大きくなっています。121の国・地域および29の国際機関の代表者が本イベントに集まっています。

 

Silk Road E-Commerce Day(シルクロードEコマースデー)、BRICS Special Economic Zones Hangzhou Dialogue(BRICS特別経済区杭州対話)、Africa Digital Trade Day(アフリカ・デジタル貿易デー)などの主要セッションが次々と開催されています。参加者は一堂に会し、シルクロードをテーマとしたeコマース、国境を越えたデータ流通、グリーンデジタル貿易について知見を交換し、実務的な協力の促進を図っています。

 

本博覧会は、国際的に権威ある5つの主要機関と協力し、旗艦報告書であるGlobal Digital Trade Development Report 2026(2026年世界デジタル貿易発展報告書)をはじめ、複数の注目すべき業界刊行物を編さん・発表しています。これらの資料は、急速に進化する世界のデジタル貿易の状況について貴重な知見と考察を提供しています。

 

この大規模なイベントには4万人近くの専門バイヤーやセラーが参加しており、そのうち1万2000人超が海外からの参加者です。1300件以上のビジネスマッチングセッションが円滑に開催され、AIアシスタントがビジネスチャンスにつながる高精度なマッチングを支援しています。

 

短期的なオフライン展示会にとどまらず、アップグレードされたDigital Trade Onlineプラットフォームは「終わりのないデジタル貿易博覧会」を実現します。このプラットフォームは、オンラインの越境ECプラットフォームとオフラインの専門市場を結びつけることで、イベント開催前、開催中、開催後の全サイクルにわたって貿易交流の展開を拡大しています。また、GDTE、APSARA Conference、West Lake Conferenceの間でチケットの相互利用が可能となり、各イベントが相互に支援して発信力を高めています。

 

開催時期が中秋節と重なる本博覧会は、日常の魅力を備えた活気あるデジタルカーニバルとしての姿も見せています。会場全域に、100のAI応用シナリオ、100のプレミアムデジタル貿易製品、100の消費者体験スポットが配置されています。

 

全長800メートルに及ぶバザールには、世界各地の多種多様でエキゾチックな商品がところ狭しと並んでいます。入場手続きの簡素化や、退場する来場者向けのワンストップ税還付手続きといった支援サービスも完備されています。遠方から訪れたゲストは、最先端のテクノロジーを存分に体験しながら、デジタル消費がもたらす生き生きとした楽しみをゆったりと歩きながら味わうことができます。

 

本博覧会の活気は、杭州の長年にわたる産業の蓄積に根ざしています。同市には現在、AI中核セクターの企業938社が拠点を置いています。2026年上半期、現地のAI中核産業の売上高は2705億元に達し、前年同期比で26%増加しました。杭州発の技術イノベーターたちは世界に進出しています。器用なヒューマノイドロボットは世界中に出荷され、リハビリ用エクソスケルトンは海を越え、筋力低下に悩む患者が再び立ち上がれるよう支援しています。冷たいハードウエアの中に、人間中心のケアの温もりが込められています。

 

今年1月から7月にかけて、杭州に拠点を置くAI企業の輸出は前年同期比で156%急増しました。今回の博覧会で締結された予定注文契約のうち、AI関連の取引が半数を占めています。 Arab Federation for Digital Economy(アラブデジタル経済連盟)の中国本部が杭州に設置され、中国と海外の企業が共同技術研究や製品の共同開発を行うための協力プラットフォームが構築されます。これにより、東方発のデジタルイノベーションが、より広範な世界市場に恩恵をもたらすことが期待されています。

 

銭塘江の力強い潮流が絶えず押し寄せる中、デジタル貿易は世界経済の成長を牽引する確かな原動力になっています。本博覧会において、AIは単なる注目を集める技術にとどまりません。それは企業を結び、市場をつなげ、一般の人々に恩恵をもたらす架け橋としての役割を果たしています。世界中から参加者を杭州に集めるこの博覧会は、技術交流やビジネス交渉を促進し、デジタル時代に向けたオープンで包摂的、そして双方に利益をもたらす発展の道を共に探っています。

 

ソース:The Organizing Committee of the Global Digital Trade Expo

 

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