PGF生命、『おとなの親子』の生活調査2025を実施
40〜69 歳の男女を対象とした親子関係に関するアンケート
2025年11月10日
PGF生命、『おとなの親子』の生活調査2025を実施
-40〜69歳の男女を対象とした親子関係に関するアンケート–
PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社、代表取締役社長 兼 CEO得丸 博充)は、2025年9月9日(火)~9月11日(木)の3日間、70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女を対象に「『おとなの親子』の生活調査2025」をインターネットリサーチで実施し、有効サンプル2,000名の集計結果を公開しました。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
人生100年時代を迎え、成人後の親子関係もより長く続いていきます。このたびPGF生命は、内閣府が定めた「家族の日」(2025年11月16日(日))にちなみ、高齢の親がいる子どもに『おとなの親子』の生活について聞いたところ、多様な生活実態や生活意識が垣間見える結果となりました。
◇
トピックス1 :おとなの親子の会話実態 大人になってから会話の内容は変わった?
大人になってから親と話す頻度が増えたこと 1位「健康・病気」2位「日常の出来事」3位「家族・親戚」
大人になってから親と話す頻度が減ったこと 1位「自身の悩み」2位「旅行・レジャー」「ファッション」
おとなの親子ではどのようなテーマが会話の中心となっているのでしょうか。
大人になってから、親と話す頻度が増えたことを聞いたところ、「健康・病気」が最も高くなりました。大人になるにつれ、共感できることが増えるほか、将来に備えて、親の健康状態を把握しておくために、自然と健康に関する話題が増えている親子が多いのかもしれません。次いで、「日常の出来事」、「家族・親戚」、「子ども」、「食事・グルメ」となりました。
反対に、大人になってから、親と話す頻度が減ったことを聞いたところ、最も高くなったのは「自身の悩み」で、「旅行・レジャー」「ファッション」、「将来の計画」、「芸能・音楽」が続きました。
トピックス2 :親が介護状態になったらどうしたい? 同居親子では「親と同居して介護する」が約4割、別居親子では「介護施設に入居してもらう」が4割
親が介護状態になったらどうしたいか聞いたところ、「介護施設に入居してもらう」が36.7%、「親元へ通って介護する」が14.1%、「親と同居して介護する」が13.6%となりました。老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅といった施設に入居してもらうことを希望する人が多いようです。
同居親子・別居親子についてみると、同居親子では「親と同居して介護する」が最も高くなり、別居親子では「介護施設に入居してもらう」が最も高くなりました。現在親と同居している人では、親が介護状態になった場合も、引き続き親と一緒に生活したいと考えている人が多いようです。
トピックス3 :親に勧めたいこと 1位「健康的な食事」2位「断捨離・片付け」3位「脳トレ」
50代女性では「運転免許証の返納」が5位に
親に勧めたいことを聞いたところ、1位「健康的な食事」、2位「断捨離・片付け」、3位「脳トレ」となりました。今後のために、心身の健康維持、身の回りの整理をしてほしいと感じている人が多いのではないでしょうか。
男女・年代別にみると、50代女性では「断捨離・片付け」が1位、「運転免許証の返納」が5位に挙がりました。
次頁には、トピックスには収まりきれなかった調査内容項目をハイライトで公開!さらに、5頁目からは、調査の結果詳細を図解解説しています。『おとなの親子』の生活意識や実態をチェックしてみてください。
<調査結果ハイライト>
第1章:おとなの親子関係
■「自身が親離れできていないと思う」「親が子離れできていないと思う」は10人に1人
いずれも女性では14%と、男性より10ポイント近く高い結果に
■自身が親離れできていないと感じたエピソード
「いつまでも食事を作ってもらっている」「親が喜ぶような決断をしがち」など
■親が子離れできていないと感じたエピソード
「いつまでも小さい子どもにするような注意をしてくる」「実家の近くに引越しを勧めてくる」など
■年齢を重ねてやっと理解できた親の言葉
「勉強しておきなさい」「身の丈に合った生活をする」「親孝行したいときには親はなし」など
■「年齢を重ねて“親に似てきたな”と思うことがある」は約半数
“親に似てきたな”と思うこと 1位「性格」2位「行動パターン」3位「生活習慣」
■親との関係性の変化を感じたこと
「守られる立場から、守るほうになった」「何かの決断を委ねられるようになった」
「親の苦労がわかって、自分が優しくなった」「家の管理や決め事が自分になってきた」など
■おとなの親子の会話実態 大人になってから会話の内容は変わった?
大人になってから親と話す頻度が増えたこと
1位「健康・病気」2位「日常の出来事」3位「家族・親戚」
大人になってから親と話す頻度が減ったこと
1位「自身の悩み」2位「旅行・レジャー」「ファッション」
■大人になってから、親と話したいと思っているが話せていないこと
1位「お金」2位「将来の計画」3位「自身の悩み」
■親から教わって感謝していること
男性1位「礼儀・作法に関すること」、女性1位「料理・食に関すること」
■親の尊敬できるところTOP3 「優しさ、思いやり」「真面目さ、誠実さ」「仕事、働く姿勢」
■親の見習いたくないところTOP3 「性格」「人間関係・コミュニケーション」「生活習慣」
■時代錯誤・ハラスメントだと思った親の発言・行動
「旦那さんに家事を頼んだら怒られた」「会社を辞めるのは心が弱いからと言われた」など
■現在、親と一緒に楽しんでいること 1位「食事、グルメ」2位「旅行」3位「スポーツ観戦」
■親に勧めたいこと 1位「健康的な食事」2位「断捨離・片付け」3位「脳トレ」
50代女性では「運転免許証の返納」が5位に
■理想の『おとなの親子』だと思う芸能人親子は?
「高橋 英樹さん&高橋 真麻さん」「関根 勤さん&関根 麻里さん」が3年連続1位・2位!
理由は「高橋 英樹さん&高橋 真麻さん」では「お互いに尊重し合い、程良い距離感を保っている」、
「関根 勤さん&関根 麻里さん」では「親子間でコミュニケーションがとれている」など
第2章:『おとなの親子』のコミュニケーション頻度
■『おとなの親子』の居住状況 「同居親子」は23%、「別居親子」は76%
■おとなの別居親子のコミュニケーション実態 「昨年、1回も親に会いに行かなかった」14%
■親との食事について 「昨年、別居している親と一緒に食事をしなかった」60代男性では4割
■おとなの親子では電話が主流?
別居の親とのコミュニケーション実施率 「電話」は82%、「メールまたはLINE」は50%にとどまる
■昨年にした親との旅行 平均は1.8回/年、最多は30回/年!
■「今年の年末年始に親に会う予定がある」別居親子の62%、昨年より7ポイントダウン
インバウンド需要や物価高が影響か
■おとなの親子の喧嘩実態 同居親子では平均18回/年、別居親子の8倍に
第3章:『おとなの親子』のマネー事情
■マネー事情の情報共有について
「親の資産の内容(種類や資産額)を把握していない」7割強、
「親の収入や生活費を把握していない」6割半、
「自分の収入や資産の内容(種類や資産額)を親に伝えていない」8割強
■金銭の支援は一方通行? “親に金銭面の支援をしたことがある人”は23%、
“親から金銭面の支援を受けたことがある人”は46%と、支援をしたことがある人の2倍に
■親から受けた支援額 平均は「不動産購入時の頭金」563万円、「子どもの教育資金」180万円、
「生活費(社会人以降)」139万円、「結婚費用」137万円、「自動車購入時の頭金」133万円
第4章:『おとなの親子』の贈与・相続
■「親からの生前贈与もしくは相続について親子間で協議したことがある」60代の4人に1人
■「親から生前贈与を受けたことがある」1割強
■相続対策の状況は? 後回しにしている人が圧倒的! 約9割が「まだしていない」と回答
■相続に関する不安要素も
「争族に陥ると心配している」相続対策をしていない人の約6人に1人
「親の遺言の内容を知っている」1割、
「きょうだい間など親族同士の助け合いやコミュニケーションが少ない」約4割、
「親の資産が分割しづらい自宅などに偏っている」3割弱
第5章:『おとなの親子』の将来への不安
■人生100年時代 親の介護で不安なことは体力より精神への負担!
40代では「介護と仕事の両立」が1位
■親が介護状態になったらどうしたい? 同居親子では「親と同居して介護する」が約4割、
別居親子では「介護施設に入居してもらう」が4割
■親が飼っているペットの種類 「犬」42%、「猫」39%
「ペットロボット」は2%と、「ハムスター」の1%を上回る結果に
■親が介護状態になったり、亡くなったりした際に、親のペットの世話をどうする?
別居親子では「何も決めていない」が半数以上
■親の今後やサポートについて不安やリスクを感じることTOP2 「健康状態・病気」「認知症」
注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入しているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。
◆調査タイトル :『おとなの親子』の生活調査2025
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女
◆調査期間 :2025年9月9日~9月11日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :2,000サンプル
(有効回答から性別×年代区分がほぼ均等になるように抽出)
■■会社概要■■
会社名 :プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 代表者名 :代表取締役社長 兼 CEO 得丸 博充 創業 :2010 年 4 月 1 日 本社所在地 :東京都千代田区永田町 2-13-10 業務内容 :生命保険業 (営業種目:個人保険、個人年金保険、団体保険、団体年金保険)
■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースリリースの内容の転載にあたりましては、 「PGF生命調べ」と付記のうえご使用いただきますようお願い申しあげます。






















