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「甘さを倍増」-広西チワン族自治区の砂糖産業に新たな1章

 

広西チワン族自治区サトウキビ作付け基地

 

AsiaNet 200999 (0180)

 

【南寧(中国)2025年8月27日新華社=共同通信JBN】中国南部に位置し、豊かな日照量と降雨量に恵まれた広西チワン族自治区は、自然の「サトウキビの王国」です。2024年から2025年にかけての粉砕シーズン中、同自治区のサトウキビ作付け面積は1135万ムー(約75万6667ヘクタール)に達し、前年度から11万ムー増えました。砂糖生産量は640万トンを上回り、同自治区は粉砕シーズンとして20期連続で中国の全砂糖生産量で60%のシェアを維持し、真に「全国の砂糖小屋」としての名声に応えています。

 

代表的な企業であるGuangxi Sungain Sugar Industry Group Co., Ltd.は、2024/2025粉砕シーズンに1日のサトウキビ処理能力の大幅拡大を達成しました。「Eucalyptus Out, Sugarcane In(ユーカリ・アウト、サトウキビ・イン)」戦略と、全ての過程が機械化された作付けを導入したおかげで、同グループは「Second Entrepreneurship and Second Developmen(第2の起業家精神と第2の発展)」戦略の実施を加速し、環境に優しく、効率的、さらにクラスター化された多様な産業化に向けた新たなベンチマークを構築しつつあります。同社はこの地域の持続可能な経済・社会の発展を全面的に推進し、中国の砂糖産業における広西チワン族自治区の主導的で戦略的な立場のさらなる強化に弾みを付けています。

 

近年、広西チワン族自治区の砂糖産業は変革とアップグレードを継続的に実施し、「技術+規模+環境に優しい開発」を特徴とする質の高い開発の道を切り開いています。同自治区は伝統的な砂糖精製からインテリジェント加工へと、また「1つのシーズンの甘さ」から「1年を通しての甘さ」へと移行しました。産業チェーンは絶えず拡大され、サトウキビを絞った後の搾りかすであるバガスを使った発電や、サトウキビの副産物の加工深化といった新たなスタイルが急速に伸びてきています。今日、広西チワン族自治区の砂糖産業は供給を確保し、市場を安定化させるだけでなく、輸出を拡大して産業を強化し、農村の活性化と地域経済の重要な柱にとっての力強い推進役になっています。

 

写真説明:広西チワン族自治区サトウキビ作付け基地

 

ソース:Guangxi Sungain Sugar Industry Group Co., Ltd.

  • 広西チワン族自治区サトウキビ作付け基地

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