EVONET、au PAYと提携し国際間ウォレット接続サービスを開始 -- 第一弾としてWeChat Payユーザーがau PAY加盟店で利用可能に --
シンガポール, 2025年6月10日 /PRNewswire/ — EVONET Global Pte., Ltd.(本社:シンガポール、以下「EVONET」)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、以下「KDDI」)、およびTenpay Payment Technology Co., Ltd.(本社:中国深圳市、以下「Tenpay」)と連携し、国際モバイルウォレットの相互運用サービスを開始しました。
本取り組みの第一段階として、中国本土の14億人以上のWeChatユーザーがWeChat Payを利用し、日本全国のau PAY加盟店に設置されたQRコードをスキャンするだけで(MPM方式:店舗提示型)支払いが可能になります。これにより、中国からの訪日旅行者は、慣れ親しんだWeChatアプリをそのまま使って、言語や通貨の違いを気にせずスムーズに買い物を楽しめます。
日本では毎年数千万人規模の訪日観光客を受け入れていますが、異なる決済システムが大きな障害となっていました。この連携により、加盟店側は新しいシステムの導入や複雑な設定変更を行う必要がなく、WeChat Payユーザーを簡単に受け入れることができ、インバウンド需要の獲得が容易になります。
「KDDIがau PAY加盟店ネットワークを海外ユーザーに開放するのは今回が初めてです。EVONETは、この国際的な連携を支える技術基盤を提供しており、国を超えた決済インフラの複雑さを解決するハブの役割を担っています。」とEVONET Global Pte., Ltd. CEOのJames Zhao氏は語っています。
今後EVONETは、アジア各国の他のモバイルウォレット事業者との連携を進め、ネットワークの拡大を図ります。現在対応しているMPM方式に加え、店舗側がユーザーのQRコードを読み取るCPM方式(ユーザー提示型)にも対応する計画で、さまざまな業態に柔軟に対応できる決済手段を提供します。
EVONETは、複数のウォレット事業者が国や地域を超えてシームレスに接続できるオープンなネットワークの構築を目指しており、ユーザーがどこにいても普段使っているアプリで簡単に支払いができる世界を実現します。将来的には、日本のユーザーが自国のモバイルウォレットを使って海外店舗で支払いができるようにすることも見据えています。
EVONETは今後も、世界中のユーザーと加盟店によりシームレスで価値のある決済体験を提供する、モバイル決済のグローバルブリッジとしての役割を果たしていきます。
EVONET GLOBAL PTE., LTD.について
Shanghai CardInfoLink Data Service Co., LTD とTIS株式会社が共同で事業企画し推進する各国コード決済ウオレットの加盟店開放サービスを提供するネットワーク事業者です。ユーザーを持つコード決済ウォレットと加盟店を保有するコード決済事業者・アクワイアリング事業者間の取引処理だけでなく、資金精算や為替換算等も行うことで、クロスボーダーのコード決済を実現しています。また、コード決済ウォレット間のクロスボーダー決済だけでなく、送金やトップアップのサービスも順次提供していく予定です。今後のクロスボーダー渡航の急回復を見据え、東アジア・東南アジア各国の複数のコード決済ウォレット事業者との提携を協議中であり、順次実装・拡大していく予定です。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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