SigenergyとIntertek、商業・産業用エネルギー貯蔵の安全性向上に向けたホワイトペーパーを共同発表
上海・ロンドン、2025年5月29日 /PRNewswire/ — エネルギー分野の革新・先進的企業であるSigenergyと、世界中の産業に向けて総合的な品質保証サービスを提供するIntertekは、商業・産業用エネルギー貯蔵ソリューションにおける安全戦略についての詳細な見解をまとめたホワイトペーパー「商業・産業用エネルギー貯蔵システムにおける包括的な安全保護」を正式に発表しました。
The white paper was previewed at Intersolar Europe by Samuel Zhang, CTO of Sigenergy, and Klaus Herrmann, Global Certifier at Intertek.
このホワイトペーパーは、Intersolar Europe 2025における共同発表式典で初めて公開され、その際Sigenergyの最高技術責任者であるSamuel Zhang氏およびIntertekのグローバル認証担当者であるKlaus Herrmann氏が出席しました。本日の正式発表は、両社の調査結果が全面的に公開されたことを示すとともに、エネルギー貯蔵業界全体の安全基準の向上に向けた両社の取り組みを改めて強調するものです。
世界的なエネルギー転換が加速する中、商業・産業用(C&I)エネルギー貯蔵システムは、エネルギー効率の向上や電力の需給バランスの調整において重要な役割を果たしています。しかし、これらの急速な普及に伴い、安全性への懸念も顕在化しており、より厳格な基準と包括的な安全対策の早急な導入が求められています。この課題に対応するため、IntertekとSigenergyは連携し、商業・産業用エネルギー貯蔵システムの安全な導入および運用に向けた業界全体の指標づくりを支援するホワイトペーパーを発表しました。
このホワイトペーパーでは、商業・産業用エネルギー貯蔵における主要な安全課題である熱暴走、火災の抑制、システムの複雑性などに焦点を当て、Sigenergyの「SigenStack」の評価に基づいた技術的な見解を提示しています。モジュール式かつスケーラブルなアーキテクチャを備えたSigenStackは、今後のエネルギー貯蔵システムが安全性、柔軟性、運用効率をいかに両立できるかを示す実践的なモデルとなっています。
ホワイトペーパーによると、SigenStackはUL 9540A、IEC 62619、GB/T 36276を含む、国際的に認められた自動車業界水準の安全試験を一通り受けています。同ホワイトペーパーに示された試験結果によれば、SigenStackは過酷な条件下でも構造的な完全性を維持し、95%を超える運用効率を達成したことが明らかにされています。これらの知見を共有することで、同ホワイトペーパーは、業界のベストプラクティスの促進と、グローバルなエネルギー貯蔵産業の長期的かつ持続可能な発展を目指しています。
Sigenergyの最高技術責任者であるSamuel Zhang氏は、次のように述べています。「Sigenergyでは、安全性とイノベーションは常に両立すべきだと考えています。Intertekとの協業を通じて、信頼性の高い安全基準の構築に貢献し、よりスマートで持続可能なエネルギーシステムへの世界的な移行を後押しできることを誇りに思います。」
Intertekのグローバル認証担当者であるKlaus Herrmann氏は、次のようにコメントしています。「このホワイトペーパーの発表は、エネルギー貯蔵分野における安全性向上への、私たちの共通の取り組みにおいて重要な一歩となります。品質保証のグローバルリーダーとして、Intertekは厳格な試験と認証を通じてイノベーションを支え、企業が進化し続ける安全要件に対応しながら、新たな市場へ自信を持って進出できるよう支援し続けます。」
安全性に関するホワイトペーパーのダウンロードはこちらからご確認ください。
(日本語リリース:クライアント提供)
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