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牡丹の花祭り:ブルガリアを魅了する春の文化行事

 
絵画:「カ沢の牡丹で世界を魅了しよう」

AsiaNet 200838 (0094)

【ソフィア(ブルガリア)2025年5月26日新華社=共同通信JBN】ブルガリア、ソフィアのサウスパークで鮮やかに咲き誇る牡丹の中で「Peony Blossom Celebration: A Springtime Cultural Gathering(牡丹の花祭り:春の文化の集い)」が5月17日に開幕し、満開の「ブルガリア」を見ようと全国から何百人もの人が集まりました。在ブルガリア中国大使館、ブルガリア科学アカデミー、首都ソフィア市、チェロペク市、ソフィア市営「Parks and Urban Gardens(公園・都市庭園)」、そしてソフィアChina Cultural Center(中国文化センター)の代表らが出席したこのイベントは、文化遺産と花の優雅さの素晴らしい融合を披露しました。

在ブルガリア中国大使館と中国共産党カ沢市委員会宣伝部(Publicity Department of the CPC Heze Municipal Committee)が共催するこのイベントは、牡丹をテーマにした没入型写真展や双方向の文化体験など、中国文化の鮮やかなタペストリーへと変化しました。「For Our Children」財団の支援を受けた慈善活動の一環として、大使館が寄贈した本やカ沢の牡丹をテーマにした文化・創作商品に人々は夢中になっていました。

牡丹をテーマにした鮮やかな写真の展示は、サウスパークに咲く花と美しく調和し、来場者は牡丹の豊かな品種と中国文化の深い伝統に触れることができました。来場者は牡丹の香りを漂わせたお茶やごちそうを味わい、牡丹のモチーフがあしらわれた精巧な刺繍の漢服を着て、牡丹の磁器、麦わら細工、木彫、縄織りなどの職人技の作品を鑑賞しました。牡丹の絵付けやクイズセッションなどの体験型アクティビティーも、楽しい雰囲気をさらに盛り上げました。

「牡丹は高貴さ、繁栄、幸福を象徴し、ブルガリアの人々に深く響く調和と共通の美の価値を体現しています」と、ソフィアのNikola Barbutov副市長は述べ、Vasil Terziev市長からのメッセージを伝えました。市長は、この集いが中国文化の豊かさを反映して対話、相互理解、友情を祝うものであると称賛し、両国民の文化的・精神的な絆を強調しました。

中国とブルガリアの外交関係樹立75周年を記念するプロジェクトの一環として、カ沢の牡丹700株が2024年にソフィアのサウスパーク、プロブディフCultural Park、ブルガリア科学アカデミー植物園に移植されました。これらの牡丹は現在、ブルガリアで咲き誇り、それぞれの花が友情と平和の物語を伝えています。

在ブルガリア中国大使館のWang Min臨時代理大使はこのイベントを友情と美の祭典と呼び、カ沢の牡丹がブルガリアで繁栄し、両国の友情、文化交流、心の繋がりの永続的な象徴になることを願うと述べました。

ソフィア市「Parks and Urban Gardens」のMilena Vasevaディレクターは最近のカ沢訪問を振り返り、牡丹の栽培、取引、完全利用を統合したカ沢の総合的な牡丹産業を称賛しました。Vaseva氏は、カ沢の牡丹庭園が園芸、文化的な祝祭、レジャーを融合していることを強調し、ソフィアの牡丹の着実な繁栄のために今後も協力が続くよう期待していると述べました。

ソース: Publicity Department of the CPC Heze Municipal Committee

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