TICAD Business Expo & Conferenceに日本企業、過去最多約200社参加
アフリカ市場、多彩なコンテンツで挑戦
2025年5月13日
https://www.jetro.go.jp/
日本貿易振興機構(ジェトロ)(理事長:石黒憲彦、本部:東京都港区)は、2025年8月20日から22日まで、TICAD9(第9回アフリカ開発会議)のテーマ別イベントとして「TICAD Business Expo & Conference」を開催します。本イベントは、「Japan Fair」、「Africa Lounge」、「イベントステージ」、「テーマ展示」の4つのゾーンで構成され、多彩なコンテンツを一つの会場に集約した新しいスタイルで実施します。「Japan Fair」には、過去最多となる196社・団体(うち中小企業107社)の日本企業の参加が決定しており、ジェトロが主催するアフリカ関連イベントとしては過去最大級の規模となります。
TICAD9は、日本政府が主導し国連、国連開発計画、アフリカ連合委員会および世界銀行と共催するもので、 2025年8月20日から22日まで神奈川県横浜市にて開催されます。これに合わせ、ジェトロは、多様な展示・交流の要素を一体化した新しい形のビジネスイベント「TICAD Business Expo & Conference」を企画しました。アフリカ市場におけるビジネスチャンス拡大への期待が高まる中、日本企業の積極的な挑戦を支援するため、従来型の展示会からモデルチェンジし、より実践的なビジネス交流の場を提供します。
Japan Fairでは、アフリカ各国から来日する政府要人や財界人に向け、日本企業の優れた製品・技術・サービスを紹介し、アフリカ市場における新たなビジネス機会の創出を目指します。展示は、アフリカ連合(AU)が推進する「Agenda 2063」にもとづき「インフラ」「保健衛生改善」「フードバリューチェーン」など8つのテーマゾーンを設けます。また、新たな試みとして「ポップカルチャー」ゾーンを設置します。
写真:2019年に開催された、TICAD7でのJapan Fairの様子
Africa Loungeでは、アフリカビジネスに関心のある日本のビジネスパーソンらを対象に、アフリカ各国政府による投資・ビジネス情報の展示を行います。
イベントステージでは、日本企業によるビジネステーマに基づくセミナーやテーマ別パネルディスカッションが予定されています。ジェトロも、アフリカ財界のキーパーソンを迎えたパネルディスカッションや、ポップカルチャー、イノベーションをテーマとしたイベントを企画中です。
テーマ展示では、ジェトロが「ポップカルチャー」と「イノベーション」の2つのテーマで展示します。ポップカルチャー展示では、日本発のコンテンツを活用したビジネス展開の可能性を紹介。イノベーション展示では、日本とアフリカの未来を切り開く革新的なアイディアや技術を紹介します。
本イベントは、Japan Fairへの過去最多の出品に加え、ポップカルチャーやイノベーションといった新しい切り口の展示・企画を取り入れ、これまでにない形でアフリカとのビジネス交流を促進します。日本とアフリカの多様な関係者が一堂に会し、新たな連携やビジネスマッチングの創出が期待されます。
ジェトロは、今回のイベントを契機に、アフリカ市場における日本企業の認知度向上とビジネス拡大を継続的に支援してまいります。
<概要>
【TICAD9概要】
1. 名称:第9回アフリカ開発会議(TICAD9)
2. 会期:2025年8月20日(水)~22日(金)
3. 主催:日本政府が主導し、国連、国連開発計画、アフリカ連合委員会および世界銀行と共同で開催
4. 開催地:神奈川県横浜市
5. 公式サイト:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/ticad9/index.html
(英)https://www.mofa.go.jp/region/africa/ticad/ticad9/index.html
【TICAD Business Expo&Conference概要】
1. 期間:2025年8月20日(水)~22日(金)
2. 主催・共催:日本貿易振興機構(ジェトロ)・アフリカビジネス協議会
3. 後援:経済産業省、外務省
4. 場所:パシフィコ横浜 ホールB・C(〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
5. 規模:10,000㎡
6. 内容:Japan Fair、Africa Lounge、イベントステージ、テーマ展示。
◆Japan Fairについて
出品内定者:196社・団体(5月13日時点)(重複を除く)(ブース内出品を含む)
※内、107社が中小企業
※30都道府県より参加。山形県(1)、福島県(1)、茨城県(1)、群馬県(1)、埼玉県(2)、千葉県(2)、東京都(111)、神奈川県(18)、新潟県(1)、石川県(2)、山梨県(1)、長野県(6)、岐阜県(1)、静岡県(2)、愛知県(6)、滋賀県(1)、京都府(7)、大阪府(15)、兵庫県(13)、奈良県(1)、岡山県(1)、広島県(2)、徳島県(1)、香川県(2)、愛媛県(2)、福岡県(1)、佐賀県(1)、熊本県(2)、宮崎県(1)、沖縄県(2)。()内は社・団体数。所在地は重複を含む。
※ゾーン別 :
アフリカで活躍する日本企業 63社
質の高いインフラ 55社
保健衛生改善 24社
フードバリューチェーン 23社
人材育成 14社
気候変動対策 14社
都市問題対策 3社
ポップカルチャー 2社
【2019年TICAD7併催イベント「日本・アフリカビジネスEXPO」実績】
期間:2019年8月28日~30日
規模:6,700㎡
来場者:延べ約21,000人
Japan Fair出品者数:156社・団体(うち中小企業81)
Africa Lounge出品国数:45
< 別紙>
出品内定企業・団体リスト
◆日本貿易振興機構(ジェトロ)について
ジェトロは、貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。70カ所を超える海外事務所ならびに本部(東京)、大阪本部、アジア経済研究所および国内事務所をあわせ約50の国内拠点から成る国内外ネットワークをフルに活用し、イノベーションの創出、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援に機動的かつ効率的に取り組むとともに、調査や研究を通じ我が国企業活動や通商政策に貢献します。

